ということで、ソフトバンクから発売された『スマテレ』が気になっている。
USBメモリー大のAndroid端末で、テレビとHDMI接続するし、ネット上のビデオ・オン・デマンドを楽しめるからだ。通信は3GなどではなくWiFi経由。そのぶん月額490円と安価な利用額で、別途支払いすれば有料コンテンツの視聴も可能だ。
操作はスマホ経由で行なうらしいが、「動作がもたつかないか」、「簡単に操作ができるのか」など、UIの部分が鍵となるだろう。せっかくソフトバンクなんだから、iPhoneでも操作できるようにすべきだろう。さらに、LTEにも対応すれば、もっと本格的に普及する可能性もあると思われる。
ちなみにスマホによる操作ではグーグルプレイによる課金は不可となっているらしい。スマホ全盛となってきた昨今、コンテンツ課金をグーグルやアップルに握られたキャリアは、単に通信を行なうためだけの土管屋となっている。新たな施策で、キャリアはコンテンツ課金を奪還できるのか? 今後の動きにも注目したい。
■今週のガジェット■
『SoftBank SmartTV』
スティック型の端末をテレビのHDMI端子に接続するだけで、ネットの映像サービスが受けられる。
↑スマホに専用アプリをインストールし、リモコンとして使うため、利用には対応のAndroidスマホが必須。
↑基本料金は490円/月で、GyaO(2000本予定)が無料で利用できる。TSUTAYA TVなどは、別途利用料(TSUTAYA TVならレンタル1本100円〜)がかかる。
発売 ソフトバンク(関連サイト)
価格 端末無料(2年契約)
基本料金 490円/月
■今週の近況■
DARPAが、アマチュア天文家をネットワーク化してデブリを追うSpace View計画を行なうとか。機材やソフトの提供も受けられ、ネットワークを使用していない時間帯は自由に使えるらしい。我々のロケット打ち上げ後のモニタリングができるよう、外部にも開放してほしい。
※この連載は週刊アスキー2013年3/26号(2013年3月12日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』
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