夏。お祭りのシーズン。涼やかで雅な浴衣装束の人々が、思い思いにお祭りを楽しむ光景があちこちで見られます。あゝ、日本の夏。
その字が示すとおり、浴衣は元々入浴着。江戸時代は高い通気性で夏を涼むための庶民の普段着でした。でも一般的な浴衣の着付けはなんと25もの工程が必要! 洋服の“お着楽”に慣れてしまった現代人には一苦労で、夏が過ぎる頃に「浴衣、もっと着たかったな……」と毎年後悔していませんか?
これをたったの「3つ」にまとめて「誰でも」「一人で」「素早く」着用できるしくみを開発しました。「一人で着付けができないから……」「締め付けが苦しくて動きづらい」と、ついつい気楽な洋服を選んでしまう貴女のための“お着楽”浴衣がBIBILAB らく浴衣です。
これならばハレの日の衣装に限定してしまうのはもったいない! 「見た目は浴衣、着やすさはパジャマ」。締め付けや着付けのむずかしさをなくし、パジャマを着たときのように寝転がったり、動いたりしても着崩れを気にしなくていい、とってもらくちんの浴衣です。
“お着楽”の秘密はパーツを本体と帯ベルトのたった2つにまとめたこと。普通の浴衣のように3~5本の紐を使用したり、帯をぐるぐる巻いたりも不要で、羽織って、紐で留めて、帯ベルトを巻くだけ。わずか1分のかんたん3ステップで、締め付けなく着ることができます。左右の紐でサイズの微調整が可能です。
ウエストサイズに合わせて伸縮するゴム入りのゆったりベルトは、胴回りを一周回して、面ファスナーで固定できます。お休みのときなどに帯が邪魔に感じれば、外してしまっても着られます。
生地は肌に優しくゴワゴワしないコットン100%。汗をかいてもしっかり吸収してくれ、洗濯機で丸洗いもできます。さらに洋服と同じように裏地があてられ、インナー無しで下着や素肌の上にらく浴衣1枚の着用も可能。着崩れにくくなるように浴衣のパターンをより洋服に近い形へ改造し、夏場のパジャマや部屋着として涼しく快適に着られる、シンプルな和パジャマとして仕上げました。
短歌や俳句の言葉がそうであったように、日本人は浴衣や着物の柄にそれぞれの意味を込めてきました。例えば開花期間が長く、梅雨の長雨の時期でも懸命に耐え忍び美しい花を咲かせる紫陽花には「辛抱強い愛情」という意味があります。源氏物語がそうであったように、支柱にしっかりとツルを絡ませる朝顔は「固い絆」「愛情」という意味があり、江戸の庶民に愛された金魚は「豊かさと幸福の象徴」として愛でられてきました。
部屋着として、また外着として。この夏は日本の文化を感じながら、夕涼みのお散歩や、近所のお祭りなど、今までの浴衣よりも様々な場所で着てみませんか。らく浴衣で今年こそ、日本の夏を満喫しましょう!
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