ところが、地味に問題があります。傘を閉じても生地から水滴が垂れる。だから、室内に持ち込んだらびしょびしょになる。乾かすのもちょっと億劫だったりする。これから始まる梅雨の時期、どうしたらいいのでしょうか。
「逆さに開く二重傘 Circus(サーカス)」は非常に大胆なアイディアで問題を解決しました。その名の通り、逆さに開くのです。
逆さに開く二重傘 Circus(サーカス)雨に濡れた面を内側に閉じる特殊な2重構造で、水滴に触れることなく使える傘です。といってもわかりにくいと思うので、実際に開いてみましょう。
傘を開いていきます。普通の傘と同じで、ロクロを持ち上げるのですね 壊れちゃったように見えますが開いてます そのまま持ち上げていくと、普通の傘と同じようになります 外見は普通の傘ですね 傘布が二重構造で、裏から親骨が見えないようになっています。髪が挟まりません開いているときのビジュアルのすごさでは、ほかの傘の追随を許しません。しかし「見た目が面白い」以上のメリットが、この傘にはある。
一番のポイントは先述したとおり、閉じると濡れた面が内側になるのですね。だから衣服や手を濡らす心配がない。混み合った電車の中や、車に持ち込んだ際も、周りに水滴が垂れるのではと心配をする必要もありません。
留め具を外すと自立するのもうれしい。干すときにも開かなくても、立てておくだけで勝手に水滴が落ちていく。一人暮らしだと玄関やベランダに置くにも場所を取りますが、これなら大丈夫。
留め具を自立するので、傍らに置いておく、ということができますね車のドアや玄関の戸口から外に出るときにも威力を発揮します。花のつぼみのように逆さに開く機構のために、狭い隙間からひょこっと出して、開きながら外に出る……という流れがとてもカンタンにできるんですね。ついでに、強風にさからうことなく裏返るので、向かい風にも強いです。
花のつぼみのように逆さに開く傘なので、車の乗り降りの際にも使いやすい 裏返ったように見えますが、よくよく考えれば「開いている途中」の状態に戻っただけ。向かい風に対してダメージがありません カラバリは4色カラーはベージュ×ブラック、ストライプ×ブラック、ネイビー×ブラック、ブラック×レッドの4色。サイズは全長80cm、親骨の長さは57cm。重量は500gです。
価格は3780円(税込)。濡れにくい(さらに他人を濡らしにくい)、狭いところからでも差しやすい、自立する。そして逆さに開くギミックで話題にもなると考えれば、なかなか面白い一品ではないかと。ぜひチェックしてみてください。
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