なので、さまざまな機器がKinectのように操作できるようになれば……と思っていたところ、ジェスチャー操作を行なえる機器を発見した。アメリカのLeap Motionが発売する『LEAP』だ。
機能的にはKinectと同じ。iPodサイズの小型センサー装置をPCに接続しディスプレー前に配置すると、画面タッチをせず操作が可能となる。使用している映像を観たスタッフいわく「スゴイ!」とのこと。画面上に手をかざしてピンチインやピンチアウト、ペンタブを使うように絵を描くこともできるようなのである。わかりやすくいえば、壁にかかっているiPadに触らず操作ができる、という感じ。
よく映画で観ていた「あればいいな」の近未来的な技術にも感じるだろうが、現実にも登場しているのである。
しかも値段が、69.99ドルとKinectに比べて安い!
なんでも処理の機能をLEAP端末側ではなく、接続された先の機器に行なわせるので、安価なセンサーの費用だけで製品を販売することができた様子。
今後はLEAP自体に処理を行なえる機能をつけてもらい、さまざまな家電などとBluetoothで無線接続できるようにしてほしい。そして、カーナビやテレビなど、リモコンいらずにできれば最高だよね。
■今週のガジェット■
『LEAP』
人やものなど動きにあわせて入力ができるモーション・センサーを使った次世代インターフェース。
↑現在プレオーダー受付中で、2013年の前期には出荷予定とのこと。
発売 LEAP MOTION(関連サイト)
直販価格 69.99ドル(本体のみ)
■今週の近況■
重力で光る照明『GravityLight』の量産に向け出資募集中らしい。コレおもしろい! 重さ9キロの物なら何でも30分間、位置エネルギーを光に変換しLEDが光る。LEDはエネルギー変換効率が高いがゆえに、こんなことが可能。クラウドファンディングならではのネタだ!
※この連載は週刊アスキー2013年2/26号(2013年2月12日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』