現代人は忙しい。ストレスも多い。ついでに腰も痛くなったりして。思う存分リラックス&リフレッシュしたいときがあるわけです。まあ、そのついでにスマホをいじれてもいいかなーとか、ちょっと読書もしたいなーとか、そういうこともできるとなおうれしい。そんなくつろぎ空間を与えてくれるアイテムはないものでしょうか。
というわけで、アスキーストアの担当に、人気の製品を聞いてきました。
腰が痛いなら「中立姿勢」
―― こんにちは。
担当 お疲れ様です。今日はどうしたんですか?
―― 家にくつろげる空間がほしいんです。あと、腰が痛い。
担当 あいかわらず、話が唐突ですね……。ただ、ぴったりの商品があります。「YAMAZAKI『産学連携シリーズ』中立姿勢でくつろげる 腰に優しいゆらゆら寝椅子 W-01」(2万1834円)です。独自のクッション構造と特許ゆらゆら機能内蔵のリクライニングが体のラインと動きを支える、くつろぎ寝椅子になります。
「腰に優しいゆらゆら寝椅子 W-01」―― ぱっと見は、大きい座椅子のようですが……なにがすごいんですか?
担当 NASAが提唱する「中立姿勢」でくつろげるんですよ。
―― NASAって、アメリカ航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration)のNASAですよね? 似たような名前の団体とか、作った人の名字とかじゃなくて。
担当 あのNASAです……。中立姿勢とは、人間が宇宙空間で脱力したとき自然に形成される胴体と脚の角度がおよそ128度の姿勢のことです。無重力状態で一番自然なこの「中立姿勢」は、近年の研究で身体への負担が最も少なく、長時間でも姿勢が崩れにくく、疲れにくいとされています。特許を取得したゆらゆら機能内蔵フレーム構造も特徴です。
中立姿勢の解説。一般的なソファーなどではこの姿勢はなかなか難しい―― なるほど、リラックスできる姿勢で、しかもゆらゆらできる。これはくつろげそうだなー。
担当 この寝椅子を制作したヤマザキは座椅子専門のメーカー。「産学連携シリーズ」と銘打った製品で、姿勢と座り心地を大学と共同研究で検証しているんですよ。肌にやさしいウレタン積層クッション構造もポイント。たとえば背もたれはウレタンパッドを入れて曲面構造にし、背筋のS字カーブを補助するようになっています。この構造は特許も取得しているんです。一方、座面部分は高反発のウレタンを使用することで、長時間使ってもへたりが少ないようになっています。
きちんと圧力を測定しています―― 単に角度がつくだけではなくて、椅子自体の座り心地が考えられていると……。リクライニングもするんですよね?
担当 もちろん。独自の3ヵ所リクライニングにより「中立姿勢」が可能です。頭部は0~41度の間で無段階にロックします。背部と脚部は一度平らにしなくても角度調整ができるフリーギアを使用しています。
腰を支点にロッキング。お好みの姿勢をサポートします―― いいなー。体にやさしくフィットするというわけですな。
担当 背の後ろも表地を使用しているほか、使わない時は二つ折りのように畳んで使えます。カラーはブラウン、ライトブラウン、レッドの3色展開です。本体サイズはおよそ幅60×奥行き108〜166×高さ79cm、重量はおよそ9kgとなっています。
通気性のよいメッシュの張り記事―― うーん、ほしくなってきた。これが家にあったら、リラックスしながら仕事ができそうだな。
担当 くつろげる空間がほしいって言ってたのに、結局、そこで仕事をするんですね……。