西側諸国の戦闘参加、特にイギリスの参加はシリアとイラクでロシアが主導権を持つに至ったのを嫌って行われるものだと私は見て居ます。換言すれば、この戦闘参加は西側諸国の勝手な強欲の発露そのものです。西側の心が腐敗しているから今後も世界的にテロは増え続けこそすれ減らないと思います。 何故こうなるか?西側諸国にある勉強不足もあると思います。中東のみならず世界の回教徒の心に存し西側に向けられるルサンチマンの根本にしっかり潜むものは 1.イスラエル建国を受け入れることが出来ない情念です。これは西側の得意な金で償うことは不可能です。 2.回教徒に向けられるキリスト教徒の蔑視です。 これらを棚上げにして、しかも悪いことにイラク政府やシリア政府の承認も取らずにイギリスがフランスと共にシリア、イラクでの戦闘に力を入れることは絶対に正当化出来ない侵略行為そのものです。 こういった不条理極まりない行為をするわけですから、フランスやイギリスに住む被差別の人々を刺激しその中から過激派が新たに出て来ると思います。離散したISの構成員が加わることもあるでしょうが、元々ISのテロリズムのベクトルが限りなく不鮮明なので先の米国製のアルカイダみたいに自然に消滅していくと思います。 重ねて言いますが、根本問題である上記1.2.を視野に置いてアサド政権、イラク政府、ロシア政府、米国政府、イスラエルが真剣に話し合うことです。嘘や詭弁が多い米国、イスラエルは反省して真面目に取り組むことだと思います。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
西側諸国の戦闘参加、特にイギリスの参加はシリアとイラクでロシアが主導権を持つに至ったのを嫌って行われるものだと私は見て居ます。換言すれば、この戦闘参加は西側諸国の勝手な強欲の発露そのものです。西側の心が腐敗しているから今後も世界的にテロは増え続けこそすれ減らないと思います。
何故こうなるか?西側諸国にある勉強不足もあると思います。中東のみならず世界の回教徒の心に存し西側に向けられるルサンチマンの根本にしっかり潜むものは
1.イスラエル建国を受け入れることが出来ない情念です。これは西側の得意な金で償うことは不可能です。
2.回教徒に向けられるキリスト教徒の蔑視です。
これらを棚上げにして、しかも悪いことにイラク政府やシリア政府の承認も取らずにイギリスがフランスと共にシリア、イラクでの戦闘に力を入れることは絶対に正当化出来ない侵略行為そのものです。
こういった不条理極まりない行為をするわけですから、フランスやイギリスに住む被差別の人々を刺激しその中から過激派が新たに出て来ると思います。離散したISの構成員が加わることもあるでしょうが、元々ISのテロリズムのベクトルが限りなく不鮮明なので先の米国製のアルカイダみたいに自然に消滅していくと思います。
重ねて言いますが、根本問題である上記1.2.を視野に置いてアサド政権、イラク政府、ロシア政府、米国政府、イスラエルが真剣に話し合うことです。嘘や詭弁が多い米国、イスラエルは反省して真面目に取り組むことだと思います。