孫崎さんご指摘のように、朝日は、おどおどしている、記事に自信が持てなくなっているのでしょう。

あるべき姿の理想イデオロギーと現実的対処である社会的使命、責任の果たし方の区別がうまく機能できないのでしょうか。今までも、共産党は、中央と地方で全く異なった党になっていたが、最近は中央も変身を始めた。この社会と密接に結び付くことの大切さを自覚した組織を見習うべきでしょう。

朝日新聞は、委縮し、上を見ながら、びくびくおどおどしながら、記事を書いている。偏りを否定できないが、読売、産経などは、以前と変わらず自由闊達に書いている。体制に都合の悪い記事も、意見をさしはさむことなく報道しているのです。報道陣が報道陣としての魂を失い、抜け殻が記事を書いても、読者に心を打つ共感を得させることなどできないでしょう。民主党と同じように、朝日は、体制を一気に若返らせるとか、新しい気持ちで出直しできなければ、読者離れに歯止めがかからないのでしょう。