>>185
その図々しい、ってところが今回の騒動(あるいは、以前から)の対立軸なんじゃないか、と思う訳です。
また、便宜的に新参・古参を安易に用いてしまいますけど、
新参「なんだよ、お前等の動画なんていほうじゃねえか、図々しいな」
古参「あとからやってきてデカい顔しやがって図々しいな」
ただ、お互いに「図々しいやつだな」と言うだけでは前に進まないんで、バックグラウンドを知ってもらえれば解決策にむけて、議論なりなんなりが前に進むのかなぁ、と思って投下したわけです。

もう一点、「ランキング」の持ってた意味合いについて。
鋼兵さんの動画でも出て来たようにこのニコニコってのは「ランキング閲覧サイト」として発展してきた訳です。
なぜ、「ランキング閲覧」で伸びるのか。
一言で言うなら、「自分の想像もしてなかった動画に出会えるから」だと思います。
>>187さんや多くの人が言うように、ランキングに気に入らなければ、視聴者が自分でタグ検索やネットサーフィンで気に入る動画の発掘作業をすればいいじゃないか、となりますが、古参のニコ厨なら前からやってる訳です。なぜ、自分で発掘をしておきながら、ランキングにも固執するのか。
検索で見つかる動画ってのは、気に入った動画のタグから跳んだり、紹介から跳んだり、と全てひとつながりに繋がっていて、自分の興味の延長線上から外れる事がほぼほぼないんです。
それに対してランキングってのは、自分と頭の中身の異なる人間が「こんな面白いの発掘したぜ！」ってコメントなりマイリスなり、或いは広告ポイントで紹介する場であり、自分じゃ想定もしなかった・辿り着けなかった動画に巡り会える場だったと思うんです。それで好奇心の幅が広がり、その延長線に乗る動画を自分で掘り出しに行って、尽きて来たかなってころにランキングを見て以下ループ。これでニコ厨の完成。ってなような。
動画を投稿者のそのカテゴリへの愛を紹介する場、とするなら、ランキングは視聴者が発掘して来た動画を紹介する場だったんではないか、と。(ランキングだけ見て来た人以上に、ランキング外で発掘をする人たちにとって重要な場所だったのかもしれません)
だから古参ニコ厨共は、ランキングから多様性が消える事を危惧し、追い出されてるように感じるから、「ランキング(遊び場)を占拠するな」と声を上げ始めてるんじゃないかなぁ、と。ランキングも含めての二次創作広場だったのかな。

もっとニコニコの規模が小さい頃は「新着」で発掘していたこともありますが、タグ荒らしや棲み分けが出来てない状態でその発掘はしにくい。だから古参の言う解決策に「公式を分離しろ」「ランキングの枠をふやせ」、あるいはビリビリのように新着一ヶ月内でのタグ検索を実装しろ、って流れになるんだと思います。