「優秀な研究者が日本の窮屈な環境に嫌気が差して自由の国アメリカに渡りノーベル賞まで獲った。」というのはいかにもなサクセスストーリーですが、会社が作ってくれた環境で研究をやっていたというのであれば、「会社と研究者のタッグによって成し遂げた」と考える方が日本的だと思います。 そう考えると日亜化学は「研究者の思い」に対して多額の投資をしたのですから、それもすごく日本的だと思います。 それだけ信頼して投資した元社員に裏切られた格好の日亜化学が中村氏の歩み寄りを蹴ったというのは当然だと思います。 こういうことがあった以上、書かれているようにこれからの日本は契約社会になってしまうのでしょう。 日本的な文化がどんどん失われていくのは時代の流れでしょうが、寂しいです。 「怒りだけが原動力」というにも違和感を感じます。 せっかく素晴らしい研究をしたのに、それが自分をないがしろにした(実際はしてない)会社への怒り”だけ”が原動力と言ってしまうのはなんか小さい気がします。 途中のモチベーションが怒りであったのは事実かもしれませんが、ノーベル賞までもらった今は会社に感謝する気持ちを心から持っていて欲しいと思います。 「怒りが原動力の一つだった」なら多少は共感できますが。 「ザ・神様」ではワタツミの豪快さに惚れました。 木蘭劇場が控えめだったのが残念です(笑)
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小林よしのりチャンネル
(ID:29477650)
「優秀な研究者が日本の窮屈な環境に嫌気が差して自由の国アメリカに渡りノーベル賞まで獲った。」というのはいかにもなサクセスストーリーですが、会社が作ってくれた環境で研究をやっていたというのであれば、「会社と研究者のタッグによって成し遂げた」と考える方が日本的だと思います。
そう考えると日亜化学は「研究者の思い」に対して多額の投資をしたのですから、それもすごく日本的だと思います。
それだけ信頼して投資した元社員に裏切られた格好の日亜化学が中村氏の歩み寄りを蹴ったというのは当然だと思います。
こういうことがあった以上、書かれているようにこれからの日本は契約社会になってしまうのでしょう。
日本的な文化がどんどん失われていくのは時代の流れでしょうが、寂しいです。
「怒りだけが原動力」というにも違和感を感じます。
せっかく素晴らしい研究をしたのに、それが自分をないがしろにした(実際はしてない)会社への怒り”だけ”が原動力と言ってしまうのはなんか小さい気がします。
途中のモチベーションが怒りであったのは事実かもしれませんが、ノーベル賞までもらった今は会社に感謝する気持ちを心から持っていて欲しいと思います。
「怒りが原動力の一つだった」なら多少は共感できますが。
「ザ・神様」ではワタツミの豪快さに惚れました。
木蘭劇場が控えめだったのが残念です(笑)