まったく濃ゆい道場でごいした。 ウケ狙いで言いっ放しの無責任な発言をする百鬼夜行の言論界。 そんな世間の空気に馴染まず、抵抗していらっしゃる為、宇野さんも古市さんも御自身の言論に対して誠実でおられ、小林先生との議論が心地良くバウンスし、最高のグルーヴ感を生み出したのでしょうね。 めっさスウィングしていて、上質なライヴでごわした。 自分の身近、周囲を見渡せば、自分らが下層であることに無自覚な幼児化した下層民が刹那的に暮らしており、古市さんの階級社会化の話を実感として共感しました。 幼児化とは階級が低いということも含むという説明に、首がもげるほど頷きました。 アッパー層が自由主義経済を謳歌すべく世界へ渡るのと正反対の意味合いで下層民が世界へ出稼ぎへ行くという話も、もうすぐ目の前に迫って来ているのをひしひしと感じています。 そして今回の道場で一番心に残っているのは、小林先生が「合理的判断」よりも「歴史的倫理性」を上位に置かねばならないとおっしゃっていたことです。 道場が終わったあとの日曜の夕方、会場を出てから、月曜の夜、新千歳行きの飛行機に搭乗するまで、電車で、飯屋で、プラットホームで、特急列車で、路地裏で、友人宅で、タクシーで、路傍で、ショッピングモール駐車場で、エスカレーターで、イベント会場で、カフェで、螺旋階段で、高速バスで、エレベーターで、空港で、あらゆる場所で、友人と今回の道場について語り合い、延々と語り明かしても語り尽くせず、また今号のゴー宣を拝読し、昨夜は電話で語り合いました。 蝿は糞尿や生ゴミの集積所にたかるだけではなく、美しい花園にもたかってきます。 いっそ殺虫剤を散布してしまいたくなるほど目障りですが、それをすると蜜蜂や蝶々までいなくなってしまいます。 蜜蜂や蝶々が受粉をすることで花園は更に花咲き乱れ、百花繚乱となるのですから、悩ましい限りです。 どんなに高級な料理や上質なワインを提供されても、食べる人の舌が馬鹿ならば美味しく味わうことは出来ません。 ましてや、シェフが考え抜いて調理したフルコース料理を前にして、自分の食べたい部分だけをつまみ食いして、その料理店の味を理解した気になられてはたまりません。 つまり作者の意図を汲み取ることが出来ずに誤読する奴ちゅうのはよ、舌が馬鹿な上につまみ食い、盗み食いを繰り返す薄汚ぇ小蝿に過ぎないのだよな。 良い香りが漂う美しい花園に紛れ込んだ小蝿なのだよな。 俺らは蜜蜂や蝶々として花園をより美しい花々で輝かせてぇよな。 そんなことも友人と語り合ったりしましたでおます。
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まったく濃ゆい道場でごいした。
ウケ狙いで言いっ放しの無責任な発言をする百鬼夜行の言論界。
そんな世間の空気に馴染まず、抵抗していらっしゃる為、宇野さんも古市さんも御自身の言論に対して誠実でおられ、小林先生との議論が心地良くバウンスし、最高のグルーヴ感を生み出したのでしょうね。
めっさスウィングしていて、上質なライヴでごわした。
自分の身近、周囲を見渡せば、自分らが下層であることに無自覚な幼児化した下層民が刹那的に暮らしており、古市さんの階級社会化の話を実感として共感しました。
幼児化とは階級が低いということも含むという説明に、首がもげるほど頷きました。
アッパー層が自由主義経済を謳歌すべく世界へ渡るのと正反対の意味合いで下層民が世界へ出稼ぎへ行くという話も、もうすぐ目の前に迫って来ているのをひしひしと感じています。
そして今回の道場で一番心に残っているのは、小林先生が「合理的判断」よりも「歴史的倫理性」を上位に置かねばならないとおっしゃっていたことです。
道場が終わったあとの日曜の夕方、会場を出てから、月曜の夜、新千歳行きの飛行機に搭乗するまで、電車で、飯屋で、プラットホームで、特急列車で、路地裏で、友人宅で、タクシーで、路傍で、ショッピングモール駐車場で、エスカレーターで、イベント会場で、カフェで、螺旋階段で、高速バスで、エレベーターで、空港で、あらゆる場所で、友人と今回の道場について語り合い、延々と語り明かしても語り尽くせず、また今号のゴー宣を拝読し、昨夜は電話で語り合いました。
蝿は糞尿や生ゴミの集積所にたかるだけではなく、美しい花園にもたかってきます。
いっそ殺虫剤を散布してしまいたくなるほど目障りですが、それをすると蜜蜂や蝶々までいなくなってしまいます。
蜜蜂や蝶々が受粉をすることで花園は更に花咲き乱れ、百花繚乱となるのですから、悩ましい限りです。
どんなに高級な料理や上質なワインを提供されても、食べる人の舌が馬鹿ならば美味しく味わうことは出来ません。
ましてや、シェフが考え抜いて調理したフルコース料理を前にして、自分の食べたい部分だけをつまみ食いして、その料理店の味を理解した気になられてはたまりません。
つまり作者の意図を汲み取ることが出来ずに誤読する奴ちゅうのはよ、舌が馬鹿な上につまみ食い、盗み食いを繰り返す薄汚ぇ小蝿に過ぎないのだよな。
良い香りが漂う美しい花園に紛れ込んだ小蝿なのだよな。
俺らは蜜蜂や蝶々として花園をより美しい花々で輝かせてぇよな。
そんなことも友人と語り合ったりしましたでおます。