Q&Aで地球温暖化について質問されている方がおられましたので書いてみます。ここ10年ほど世界の気候は、数年おきに酷暑と冷夏、大寒波と暖冬を繰り返しており、本当に異常気象が続いていると思います。マスコミ報道はこういった異常気象を伝えるときに必ず「地球温暖化の影響」という一文を加えることが常態化しています。しかしこれは正しいのでしょうか? 地球を暖めているのは太陽光です。太古の昔から入射する太陽光の量にそれほど変化はないはずです。であれば温暖化するためには宇宙空間に放熱する量が少なくなる必要があります。この現象の原因を人間が化石燃料を燃やして増えた分の二酸化炭素(CO2)による温室効果だとしているのが欧米の環境学者や国際機関の言い分です。 しかし元々こういった環境学者は地球温暖化よりも化石燃料の資源枯渇の危機を訴えていたようです。しかし、そう簡単に石油が枯渇しないと判ってから温暖化を言い始めたようなのです。それは核兵器の民間転用である原発が化石燃料による火力発電よりも割高になる頃(枯渇の危機がずっと先の話なら石油も石炭も値下がりする)と一致するようです。つまりCO2地球温暖化説とは火力へのネガティブキャンペーンだと捉えれば良いでしょうか。 また大気中のCO2濃度上昇と気温上昇を同時に示したグラフでは、どうやら気温上昇のほうが1年ほど早く起きているようです。これはCO2の温室効果で気温が上昇したのではなく、気温が上昇したことによって海中に溶けていたCO2が遊離したためCO2濃度が上がったと見るべきでしょう。ではなぜ気温上昇が起きたのかが問題となりますが、そもそも地球全体の気温上昇は起きているのでしょうか?いくつかの観測地点で気温上昇があったとしても地球全体の温度上昇を現わしているわけではないように思えます。以下の記事を見てください。 ――南極で氷点下93・2度 史上最低気温下回る(2013.12.10 共同通信) 米航空宇宙局(NASA)は10日までに、人工衛星による地表面の温度データを分析した結果、南極で2010年に氷点下93・2度が観測されていたことが判明したと発表した。これまで記録された地球上の最低気温は1983年に南極にある旧ソ連のボストーク基地で観測された氷点下89・2度で、これを下回る。 NASAなどの研究者が複数の衛星の赤外線センサーによる32年分の地表の温度データを分析。南半球の冬に当たる10年8月10日の晴れた夜、南極東部の高原で氷点下93・2度を記録した。(貼り付け終了) つまり観測地点によっては寒冷化しており、どこかが温暖化すればどこかが寒冷化するという具合に地球全体のエネルギー収支は均衡が取れているわけです。都市部で観測すればヒートアイランド現象も起こっているでしょう。こうなると地球温暖化説そのものが随分恣意的なものだと言えると思います。目的は化石燃料へのネガキャンであり、原発推進派の利益を守ることなのですから。 実は本当に温室効果のあるガスは水蒸気です。水蒸気は言うまでもなく水の気化したものです。太陽光が当たって温められた海面や陸水面から蒸発した水蒸気は上空で冷やされて水や氷になり、雲をつくって雨や雪となって降ります。つまり太陽光がもたらした熱は水蒸気が上空に運んで宇宙空間に捨てており、これによって地球の熱収支が均衡しているわけです。 太陽光で温められた水面から水蒸気が蒸発するとき上昇気流が生まれます。上昇気流が発生すると空気が軽くなり、低気圧となります。この低気圧の上空では雲ができて雨や雪が降ります。日本に来る低気圧の多くが太平洋上で発生するのはこういう原理です。地球外に熱を捨てるためには海面や湖面のような広い水面が必要なのですが、実は森林も湖面と同じくらい水蒸気が蒸発することが知られています。暗い色調の森林には多くの太陽光が吸収され、森の木々の葉から蒸散された水蒸気が太陽熱とともに上昇するわけです。 近年台風やハリケーン、サイクロンが巨大化しています。これらの熱帯低気圧は昔から太平洋・大西洋・インド洋といった大洋で発生してきました。巨大化するには理由があるはずです。これには偏西風の蛇行が関わっているように思われます。偏西風は温帯・中緯度の上空で西から東へ蛇行しながら吹いている風ですが、この蛇行の仕方が近年大きくなっているように思われます。偏西風蛇行を波だとすれば波長が長くなっているわけです。例えば日本上空で偏西風が大きく北へ蛇行すると、そこに巨大な太平洋高気圧が嵌まり込んで動かなくなって酷暑となります。また偏西風の流れの向こう側にも大陸の高気圧が張り出していれば、太平洋上で発生した熱帯低気圧が2つの高気圧にブロックされて動けなくなり、その間に巨大化して長期間列島に雨を降らし続け、甚大な被害を与えるわけです。 なぜ偏西風蛇行の波長が長くなるのでしょうか。これは上昇気流(低気圧)の発生源が減っているからだと思われます。世界中で湖が枯れ、森林が伐採されて砂漠化し、太陽光を受けて水蒸気を蒸発できる水面はもはや太平洋や大西洋のような大洋の海水面しかないという状況です。かつて森林面積が広大であった頃は世界中の陸地においても上昇気流(低気圧)が発生していたと思われます。偏西風はその上昇気流の影響を受けて流れを変え、結果として波長は短くなり、つまり細かく蛇行し、高気圧も低気圧も大きくならないため、一夏丸ごと酷暑で人死にまで出るようなことも無く、巨大台風で斜面崩壊・深層崩壊するほど長雨が続くようなことも無かったはずです。しかし現代では、陸地のほとんどが砂漠や都市部となって下降気流(高気圧)しか起こさなくなり、その反面上昇気流(低気圧)の発生は大洋の海水面だけという具合に二分されてしまい、偏西風もこれらの巨大な気流を避けてしか通れなくなったのでしょう。そして巨大な高気圧が居座る可能性が高い内陸部の大都市を中心に観測すれば地球は温暖化しているように感じられるでしょう。 つまり地球が温暖化したから異常気象が起こっているのではなく、異常気象の結果、見かけ上地球が温暖化しているように感じられるのではないでしょうか。その原因がCO2などというのは真っ赤なウソです。異常気象の処方箋は一つしかありません。世界中の砂漠化した陸地に植生に合った森林を植えることです。そうすれば上昇気流の発生源が増えて偏西風が細かく蛇行し、気象の変化が細かくなって異常な高温や低温も少なくなり、異常気象が徐々に収束し、降水量も増えて陸水も豊かになり、農産資源・水産資源も豊富になり、食料戦争・水戦争が回避されます。 しかしグローバリストどもはそうはさせないでしょう。水道企業のスエズ・ヴェオリア(仏)、テムズ(英)や種子企業のモンサント(米)といった多国籍企業は水と食料に高値を付けて儲けたいわけです。それをきっかけに実際の戦争が起これば軍産複合体が儲かります。TPP交渉の前哨戦でしょうが、自民党は日本の水道事業を全て民営化すると言いだしています。TPPと日欧EPAによって水源林も水道インフラも米欧の多国籍企業に買われ、日本人の飲料水は水源ごと世界の富裕層向けに奪い去られるでしょう。日本の貧困層は水より安いコカコーラを飲まされて次々健康を害し、国民皆保険が潰えた医療環境で新薬の実験動物となって死んでいくわけです。 日本が消えれば人類も滅びるんじゃないか? na85
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Q&Aで地球温暖化について質問されている方がおられましたので書いてみます。ここ10年ほど世界の気候は、数年おきに酷暑と冷夏、大寒波と暖冬を繰り返しており、本当に異常気象が続いていると思います。マスコミ報道はこういった異常気象を伝えるときに必ず「地球温暖化の影響」という一文を加えることが常態化しています。しかしこれは正しいのでしょうか?
地球を暖めているのは太陽光です。太古の昔から入射する太陽光の量にそれほど変化はないはずです。であれば温暖化するためには宇宙空間に放熱する量が少なくなる必要があります。この現象の原因を人間が化石燃料を燃やして増えた分の二酸化炭素(CO2)による温室効果だとしているのが欧米の環境学者や国際機関の言い分です。
しかし元々こういった環境学者は地球温暖化よりも化石燃料の資源枯渇の危機を訴えていたようです。しかし、そう簡単に石油が枯渇しないと判ってから温暖化を言い始めたようなのです。それは核兵器の民間転用である原発が化石燃料による火力発電よりも割高になる頃(枯渇の危機がずっと先の話なら石油も石炭も値下がりする)と一致するようです。つまりCO2地球温暖化説とは火力へのネガティブキャンペーンだと捉えれば良いでしょうか。
また大気中のCO2濃度上昇と気温上昇を同時に示したグラフでは、どうやら気温上昇のほうが1年ほど早く起きているようです。これはCO2の温室効果で気温が上昇したのではなく、気温が上昇したことによって海中に溶けていたCO2が遊離したためCO2濃度が上がったと見るべきでしょう。ではなぜ気温上昇が起きたのかが問題となりますが、そもそも地球全体の気温上昇は起きているのでしょうか?いくつかの観測地点で気温上昇があったとしても地球全体の温度上昇を現わしているわけではないように思えます。以下の記事を見てください。
――南極で氷点下93・2度 史上最低気温下回る(2013.12.10 共同通信)
米航空宇宙局(NASA)は10日までに、人工衛星による地表面の温度データを分析した結果、南極で2010年に氷点下93・2度が観測されていたことが判明したと発表した。これまで記録された地球上の最低気温は1983年に南極にある旧ソ連のボストーク基地で観測された氷点下89・2度で、これを下回る。
NASAなどの研究者が複数の衛星の赤外線センサーによる32年分の地表の温度データを分析。南半球の冬に当たる10年8月10日の晴れた夜、南極東部の高原で氷点下93・2度を記録した。(貼り付け終了)
つまり観測地点によっては寒冷化しており、どこかが温暖化すればどこかが寒冷化するという具合に地球全体のエネルギー収支は均衡が取れているわけです。都市部で観測すればヒートアイランド現象も起こっているでしょう。こうなると地球温暖化説そのものが随分恣意的なものだと言えると思います。目的は化石燃料へのネガキャンであり、原発推進派の利益を守ることなのですから。
実は本当に温室効果のあるガスは水蒸気です。水蒸気は言うまでもなく水の気化したものです。太陽光が当たって温められた海面や陸水面から蒸発した水蒸気は上空で冷やされて水や氷になり、雲をつくって雨や雪となって降ります。つまり太陽光がもたらした熱は水蒸気が上空に運んで宇宙空間に捨てており、これによって地球の熱収支が均衡しているわけです。
太陽光で温められた水面から水蒸気が蒸発するとき上昇気流が生まれます。上昇気流が発生すると空気が軽くなり、低気圧となります。この低気圧の上空では雲ができて雨や雪が降ります。日本に来る低気圧の多くが太平洋上で発生するのはこういう原理です。地球外に熱を捨てるためには海面や湖面のような広い水面が必要なのですが、実は森林も湖面と同じくらい水蒸気が蒸発することが知られています。暗い色調の森林には多くの太陽光が吸収され、森の木々の葉から蒸散された水蒸気が太陽熱とともに上昇するわけです。
近年台風やハリケーン、サイクロンが巨大化しています。これらの熱帯低気圧は昔から太平洋・大西洋・インド洋といった大洋で発生してきました。巨大化するには理由があるはずです。これには偏西風の蛇行が関わっているように思われます。偏西風は温帯・中緯度の上空で西から東へ蛇行しながら吹いている風ですが、この蛇行の仕方が近年大きくなっているように思われます。偏西風蛇行を波だとすれば波長が長くなっているわけです。例えば日本上空で偏西風が大きく北へ蛇行すると、そこに巨大な太平洋高気圧が嵌まり込んで動かなくなって酷暑となります。また偏西風の流れの向こう側にも大陸の高気圧が張り出していれば、太平洋上で発生した熱帯低気圧が2つの高気圧にブロックされて動けなくなり、その間に巨大化して長期間列島に雨を降らし続け、甚大な被害を与えるわけです。
なぜ偏西風蛇行の波長が長くなるのでしょうか。これは上昇気流(低気圧)の発生源が減っているからだと思われます。世界中で湖が枯れ、森林が伐採されて砂漠化し、太陽光を受けて水蒸気を蒸発できる水面はもはや太平洋や大西洋のような大洋の海水面しかないという状況です。かつて森林面積が広大であった頃は世界中の陸地においても上昇気流(低気圧)が発生していたと思われます。偏西風はその上昇気流の影響を受けて流れを変え、結果として波長は短くなり、つまり細かく蛇行し、高気圧も低気圧も大きくならないため、一夏丸ごと酷暑で人死にまで出るようなことも無く、巨大台風で斜面崩壊・深層崩壊するほど長雨が続くようなことも無かったはずです。しかし現代では、陸地のほとんどが砂漠や都市部となって下降気流(高気圧)しか起こさなくなり、その反面上昇気流(低気圧)の発生は大洋の海水面だけという具合に二分されてしまい、偏西風もこれらの巨大な気流を避けてしか通れなくなったのでしょう。そして巨大な高気圧が居座る可能性が高い内陸部の大都市を中心に観測すれば地球は温暖化しているように感じられるでしょう。
つまり地球が温暖化したから異常気象が起こっているのではなく、異常気象の結果、見かけ上地球が温暖化しているように感じられるのではないでしょうか。その原因がCO2などというのは真っ赤なウソです。異常気象の処方箋は一つしかありません。世界中の砂漠化した陸地に植生に合った森林を植えることです。そうすれば上昇気流の発生源が増えて偏西風が細かく蛇行し、気象の変化が細かくなって異常な高温や低温も少なくなり、異常気象が徐々に収束し、降水量も増えて陸水も豊かになり、農産資源・水産資源も豊富になり、食料戦争・水戦争が回避されます。
しかしグローバリストどもはそうはさせないでしょう。水道企業のスエズ・ヴェオリア(仏)、テムズ(英)や種子企業のモンサント(米)といった多国籍企業は水と食料に高値を付けて儲けたいわけです。それをきっかけに実際の戦争が起これば軍産複合体が儲かります。TPP交渉の前哨戦でしょうが、自民党は日本の水道事業を全て民営化すると言いだしています。TPPと日欧EPAによって水源林も水道インフラも米欧の多国籍企業に買われ、日本人の飲料水は水源ごと世界の富裕層向けに奪い去られるでしょう。日本の貧困層は水より安いコカコーラを飲まされて次々健康を害し、国民皆保険が潰えた医療環境で新薬の実験動物となって死んでいくわけです。
日本が消えれば人類も滅びるんじゃないか? na85