流れをぶった切って申し訳ないのですが、私の「風立ちぬ」の菜穂子に対するコメントに対する岸端さんの回答の返信をここでします。 戦前の女性だって自意識過剰な人はいた、という岸端さんの指摘は的を射てます。私が幼少の頃、戦前生まれの女性は全て高齢の方だったので「戦前生まれ=慎ましやかな女性」みたいな感じで思考停止していたのかもしれませんね。 戦後民主主義の下でも、公共に目を配り日々自分を律して生きている女性も少なからずいると思います。そしてよしりん先生の『戦争論』以降「公のために生きることはかっこいい」みたいな風潮が若い人、特に若い女性の間で広がっているのかもしれません。 自意識が全くない、というのも誰か邪悪な人に心のうちを操作される可能性もありますね。大事なのは公と私のバランスを取ることと場面場面において使い分けることなのかもしれません。「私に徹すること」も時には大事なのかもしれませんね。 私は『風立ちぬ』を見ていませんが、好きな男性の仕事のために「私」を犠牲にする姿勢は菜穂子の中にも全くなかったワケではないと思うし、宮崎駿もそこは留意して映画の中で描いたのではないのでしょうか。
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小林よしのりチャンネル
(ID:22166571)
流れをぶった切って申し訳ないのですが、私の「風立ちぬ」の菜穂子に対するコメントに対する岸端さんの回答の返信をここでします。
戦前の女性だって自意識過剰な人はいた、という岸端さんの指摘は的を射てます。私が幼少の頃、戦前生まれの女性は全て高齢の方だったので「戦前生まれ=慎ましやかな女性」みたいな感じで思考停止していたのかもしれませんね。
戦後民主主義の下でも、公共に目を配り日々自分を律して生きている女性も少なからずいると思います。そしてよしりん先生の『戦争論』以降「公のために生きることはかっこいい」みたいな風潮が若い人、特に若い女性の間で広がっているのかもしれません。
自意識が全くない、というのも誰か邪悪な人に心のうちを操作される可能性もありますね。大事なのは公と私のバランスを取ることと場面場面において使い分けることなのかもしれません。「私に徹すること」も時には大事なのかもしれませんね。
私は『風立ちぬ』を見ていませんが、好きな男性の仕事のために「私」を犠牲にする姿勢は菜穂子の中にも全くなかったワケではないと思うし、宮崎駿もそこは留意して映画の中で描いたのではないのでしょうか。