隼人 のコメント

 magomeさんへ
 「里山資本主義」、8割程度読みました。銘建工業の中島さんは以前、モーニングバードで取り上げられていたので事業内容もすでに存じておりました。確かに目からうろこの内容で興味深いものでしたが、私の第一声が「高3の夏までのおいん家じゃん」でした。
 私は祖母が嫁いでから建てられた築50年以上の木造住宅に高3まで住んでました。トイレは水洗ではなく、3mほどの穴が掘ってるものでした。風呂は灯油でもわかせましたが、基本は木で燃やしました。その木は父の知人の大工さんの所で余った木材を家に持ってきて、父が電のこで切り、それらを子供4人で拾ってコンテナに詰めて、たき口に運んで、水を温めてました。(燃やし方にはテクニックが必要なんです)米は田んぼがあるので自前でしたし、GWになると我が家では「じゃが掘りウィーク」と言って母方の祖父母の家に行って四六時中じゃが掘りをしてました。また畑もあるので茄子・オクラ・人参・葱・サツマイモ・サトイモなど野菜は自分ちである程度賄っていました。魚も近所の人が釣りに行ったときのおすそ分けもあり、地元の鮮魚屋さんが自宅に売りに来て祖母が買っていました。お隣の食べ物が食卓に上がるのも当たり前でした。あれ?オレって本当に平成生まれかいな?
 ですから新鮮味のある内容も多かったのですが、「おいのこれまでの人生で経験したことやん」が率直な感想でした。むしろ一人暮らしを始めて「消費する個」になってからはすべての欲求をお金で解決しなければならないので煩わしいです。
 ただこの本は今後の私の人生の指針となりました。卒業後は九州で事を起こすつもりなので大変ありがたかったです。

No.21 127ヶ月前

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