彼らは魔法が見たいのではない。 適当に理由をつけた、自分勝手で都合がよくて見目麗しい『不思議な力』を欲しているに過ぎない。 が、そもそも一般的な人間の求める『物語』と言うのは砂糖塗れのお菓子の様なもの。 許容できて精々ビターチョコレート程度と言ったところだろう。 誰が好き好んで、渋くて苦くて辛い胆汁のような物語など読むものか。 そんな物語を読むような人間は、苦行好きかマゾヒスト、あるいは盛大にこじらせた中二病患者か狂人だ。 よって、真に残念ながら人間が人間である以上、読者が読者である以上、 そして物語の作者が人間、あるいは読者である以上。 物語が理解しやすく、扱いやすく、都合がいい様に進化するは最早仕方がない、と言えるだろう。 一部の好事家達には酷く残酷な仕打ちとも言えるが。 少々脱線が過ぎたか、申し訳ない。 ここまで書いておいてなんだが、個人的にはあらゆる人に『自分のための物語を創る』という行為を推したい。 なに、他人の料理が口に合わなければ自分で作れば良いだけのことだ。
フォロー
コタク・ジャパンチャンネル
(ID:10166036)
彼らは魔法が見たいのではない。
適当に理由をつけた、自分勝手で都合がよくて見目麗しい『不思議な力』を欲しているに過ぎない。
が、そもそも一般的な人間の求める『物語』と言うのは砂糖塗れのお菓子の様なもの。
許容できて精々ビターチョコレート程度と言ったところだろう。
誰が好き好んで、渋くて苦くて辛い胆汁のような物語など読むものか。
そんな物語を読むような人間は、苦行好きかマゾヒスト、あるいは盛大にこじらせた中二病患者か狂人だ。
よって、真に残念ながら人間が人間である以上、読者が読者である以上、
そして物語の作者が人間、あるいは読者である以上。
物語が理解しやすく、扱いやすく、都合がいい様に進化するは最早仕方がない、と言えるだろう。
一部の好事家達には酷く残酷な仕打ちとも言えるが。
少々脱線が過ぎたか、申し訳ない。
ここまで書いておいてなんだが、個人的にはあらゆる人に『自分のための物語を創る』という行為を推したい。
なに、他人の料理が口に合わなければ自分で作れば良いだけのことだ。