>>34 トンヌラさん、はじめまして、magomeと申します。

皇室が政治に介入してはならないのは明治憲法でも定められていまして、だからこそ、臣下である國民も天皇を神聖にして侵してはならないと決まっていたのです。なぜ、天皇陛下を元首とする皇室が國を統治して、主権を総攬しているにもかかわらず、政治に介入してはならなかったのかと言いますと、古代において女性天皇を中心にして血の滲むような苦労と努力の末に國体の礎を築き上げて来たからであり、その礎の上に政治を行う者を含む、我々が暮らしているのです。
政治利用とは天皇陛下の政治介入を意味し、それは古代のように皇室が血を流すような大変な苦労を再び強いることと同義でもあるのです。近年においての天皇陛下の政治利用と言えば米国占領下の日本での米国GHQによる昭和天皇の政治利用があり、実際には昭和天皇の政治力により、一方的に利用されるという事態は避けられましたが、敗戦後の混乱期である非常事態でもないのに、いたずらに皇室を政治に利用させて皇室に苦労を強いる皇室の政治介入へ導くこと自体、我々、國民のためにも皇室のためにも、そして、我が國の将来のためにもならないと思います。
小林師範の「女性天皇の時代」を読めば、古代、女性天皇を中心に政治を行っていた時代、皇室がどれほどの苦労と努力の道を歩んできたかわかると思います（すでに読んでおられるのならば余計なお世話であり申し訳ないのですが）。師範は恐らく、天皇陛下の政治介入による皇室の負担と苦労を我々に伝えるためにも天皇陛下が政治を行っていた「女性天皇の時代」を書いたのではないのかと思います。

では、最後に一句

五輪とは　一部の機関　ぼろ儲け　天下に及ぶ　赤字の暗雲