シュン のコメント

読ませて判断は子供に任せるべき。圧力に屈するようでは、日本は世界の図書館界から笑い物となる。「図書館の自由に関する宣言」・「ユネスコ学校図書館宣言」等で定めらているが、いかなる検閲・脅迫その他利用者の図書利用・図書館の資料収集及び提供の自由を妨げる全ての行為に図書館が屈することは許されない。それはたとえ学校図書館であっても同じである。
げんは戦争の悲惨さだけでなく、戦中と戦後での権力者の豹変ぶり・退役軍人の横暴・憲兵や特高による言論弾圧などを非常に上手く描いている。そして、欧米を始め、戦乱が絶えないアラブやアフリカ諸国の人々からも高い評価を受けている。また、書籍は1人1人の受け止め方が全く異なるものである。子供であればなおさらである。それを自分達の思想に合わないから脅迫を用いてでも排斥しようというのは言語道断である(彼らは自分達のデモに対しては「自由」を振りかざすが自分達は平気で他者の自由を侵害する人々であることが今回の件で露呈したと感じる)。内容が正確でないと主張しているようだが、げんはあくまでマンガであり、学術論文ではない。

No.24 136ヶ月前

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