大蔵省に在籍しIMF日本代表理事を務め、2009年にはウクライナ経済再生に関わった小手川大助氏が2014年に書いた「ウクライナ問題について」は次のように記している。 「ロシアは第2次大戦で国土の主要部分をドイツ軍に蹂躙され、世界最大の犠牲者を出した国である。自国を戦場として多大の人的被害を被った国として、ロシア人の反戦意識は極めて高く、現在の世代も戦争の悲惨さは父母や祖父母から詳しく聞いている。旧ソ連時代でも、広島と長崎への原爆投下の人道上の問題性を、小学校の教科書で強く指摘していたのはロシアであり、同国での親日の根底になっている」 なお、2014年6月のノルマンディー上陸作戦記念式典中に流された映像(「2014年6月のノルマンディー上陸作戦記念式典」YouTubeで視聴可能)中には原爆のシーンが挟まれ、これに参加した西欧リーダー達の中で、米国大統領オバマは拍手し、独首相メルケル、仏オルドラン大統領らは見ているだけだったが、露プーチン大統領は唯一人十字を切っていた。翌2015年この映像を見た小生のプーチン観は以後一変した。
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孫崎享チャンネル
(ID:129257461)
大蔵省に在籍しIMF日本代表理事を務め、2009年にはウクライナ経済再生に関わった小手川大助氏が2014年に書いた「ウクライナ問題について」は次のように記している。
「ロシアは第2次大戦で国土の主要部分をドイツ軍に蹂躙され、世界最大の犠牲者を出した国である。自国を戦場として多大の人的被害を被った国として、ロシア人の反戦意識は極めて高く、現在の世代も戦争の悲惨さは父母や祖父母から詳しく聞いている。旧ソ連時代でも、広島と長崎への原爆投下の人道上の問題性を、小学校の教科書で強く指摘していたのはロシアであり、同国での親日の根底になっている」
なお、2014年6月のノルマンディー上陸作戦記念式典中に流された映像(「2014年6月のノルマンディー上陸作戦記念式典」YouTubeで視聴可能)中には原爆のシーンが挟まれ、これに参加した西欧リーダー達の中で、米国大統領オバマは拍手し、独首相メルケル、仏オルドラン大統領らは見ているだけだったが、露プーチン大統領は唯一人十字を切っていた。翌2015年この映像を見た小生のプーチン観は以後一変した。