「没落の道」をたどっていくというのは、日本自身のことでなく、中国との関係が「崩壊」していくと、捕らえている。 なぜこのようなことが起きたかといえば、「日本の責任」ではなく、中国の対日本政策が間違った方向をとった結果と捉えるべきでしょう。 日本は、GDPで現在中国の後塵に甘んじているが、経済、技術力では成熟した国であり、米国の不当な政策さえなければ世界一の経済を日本は謳歌していたでしょう。米国の不当な仕打ちに快く思っていない人が多いのが実態でしょう。 日本人の気持ちを理解すれば、中国は日本の全面的な経済協力を糧にしておおきな経済力を得たのであるから、日本との関係をさらに深める政策をとるのが普通であるが、日本を無視しはじめ、日本の反発が渦巻いている中で、「AIIB」「一帯一路」で米国との対立を明確化し始めた。 日本と米国が参加しなかったが、日本を巻き込んで居れば「AIIB」で金融面の投資技術を学び、中国は物の取引だけでなく金融取引に精通することになっていたのではないか。 ただ、中国の体質が「家族中心の社会」であり、公共性の意識が全く欠けており、他国との協調性を育んでいくことに全く無関心な国であり、中国が変わることを期待できないのでしょう。 民主化とまではいわないが、他国を信頼し、他国に信頼される国にするにはどのようにしたらよいか、根本的に考えなければ、成長が期待できない国が再度立ち上がることはできないどころか、多くの国が離れていくのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
「没落の道」をたどっていくというのは、日本自身のことでなく、中国との関係が「崩壊」していくと、捕らえている。
なぜこのようなことが起きたかといえば、「日本の責任」ではなく、中国の対日本政策が間違った方向をとった結果と捉えるべきでしょう。
日本は、GDPで現在中国の後塵に甘んじているが、経済、技術力では成熟した国であり、米国の不当な政策さえなければ世界一の経済を日本は謳歌していたでしょう。米国の不当な仕打ちに快く思っていない人が多いのが実態でしょう。
日本人の気持ちを理解すれば、中国は日本の全面的な経済協力を糧にしておおきな経済力を得たのであるから、日本との関係をさらに深める政策をとるのが普通であるが、日本を無視しはじめ、日本の反発が渦巻いている中で、「AIIB」「一帯一路」で米国との対立を明確化し始めた。
日本と米国が参加しなかったが、日本を巻き込んで居れば「AIIB」で金融面の投資技術を学び、中国は物の取引だけでなく金融取引に精通することになっていたのではないか。
ただ、中国の体質が「家族中心の社会」であり、公共性の意識が全く欠けており、他国との協調性を育んでいくことに全く無関心な国であり、中国が変わることを期待できないのでしょう。
民主化とまではいわないが、他国を信頼し、他国に信頼される国にするにはどのようにしたらよいか、根本的に考えなければ、成長が期待できない国が再度立ち上がることはできないどころか、多くの国が離れていくのでしょう。