一般にネオコンと目されているジョン・ボルトンは「マンハッタン地区検事アルビン・ブラッグが率いる起訴が、大統領選挙中の元上司の利益になることを懸念しているという。」 その理由は「トランプが無罪になるか、あるいは訴えを却下されれば...それはロケット燃料になる。」とのことだ。 https://www.rt.com/news/574080-bolton-trump-indictment-campaign/ ボルトンはまた、トランプ氏に対する容疑に対する一部の共和党員の反応、即ち多くの著名な共和党員がブラッグ氏が政治的動機に基づく捜査を進めていると非難している、という事を批判している。 「起訴に対する反応を見ていると、党の将来にとって心もとないと言わざるを得ない。トランプは共和党の癌だ」と元高官は断言した。」とのことだから、ある意味面白い。 ここまで、元上司であるにも関わらず、ネオコンボルトンから口汚く罵られているトランプ。少なくとも、トランプはネオコンとは断絶があるわけだ。 この記事はRTだが、ロシア側は比較的トランプに好意的なニュアンスを感じる。一方、GlobalTimesでトランプやデサンティスを検索してみても、中国側は共和党、民主党に関わらず、敵視されるのは同じと見ているようで、トランプにしても、デサンティスにしても、それほど注目しているようには見えない。 ただ、ネオコンが目論むアメリカ帝国の覇権維持政策より、トランプは中国敵視と言っても、MAGA的内向きのモンロー主義への回帰のニュアンスが強いと考える。その意味では、反グローバリズムや多極世界への親和性はトランプのほうが高いだろう。 アメリカ帝国覇権維持を目論むことから派生する戦略としてのネオコン民主党による中国敵視よりマシだと思われる。 対台湾政策はヨコに置くとして、ロシアの特別軍事作戦に対する強固な介入主義、タカ派政策はネオコン民主党に鮮明に現れている。 よりマシなほうはどちらか?我々が見極めるべきは、そのような切り口からの実像だろう。
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孫崎享チャンネル
(ID:119568177)
一般にネオコンと目されているジョン・ボルトンは「マンハッタン地区検事アルビン・ブラッグが率いる起訴が、大統領選挙中の元上司の利益になることを懸念しているという。」
その理由は「トランプが無罪になるか、あるいは訴えを却下されれば...それはロケット燃料になる。」とのことだ。
https://www.rt.com/news/574080-bolton-trump-indictment-campaign/
ボルトンはまた、トランプ氏に対する容疑に対する一部の共和党員の反応、即ち多くの著名な共和党員がブラッグ氏が政治的動機に基づく捜査を進めていると非難している、という事を批判している。
「起訴に対する反応を見ていると、党の将来にとって心もとないと言わざるを得ない。トランプは共和党の癌だ」と元高官は断言した。」とのことだから、ある意味面白い。
ここまで、元上司であるにも関わらず、ネオコンボルトンから口汚く罵られているトランプ。少なくとも、トランプはネオコンとは断絶があるわけだ。
この記事はRTだが、ロシア側は比較的トランプに好意的なニュアンスを感じる。一方、GlobalTimesでトランプやデサンティスを検索してみても、中国側は共和党、民主党に関わらず、敵視されるのは同じと見ているようで、トランプにしても、デサンティスにしても、それほど注目しているようには見えない。
ただ、ネオコンが目論むアメリカ帝国の覇権維持政策より、トランプは中国敵視と言っても、MAGA的内向きのモンロー主義への回帰のニュアンスが強いと考える。その意味では、反グローバリズムや多極世界への親和性はトランプのほうが高いだろう。
アメリカ帝国覇権維持を目論むことから派生する戦略としてのネオコン民主党による中国敵視よりマシだと思われる。
対台湾政策はヨコに置くとして、ロシアの特別軍事作戦に対する強固な介入主義、タカ派政策はネオコン民主党に鮮明に現れている。
よりマシなほうはどちらか?我々が見極めるべきは、そのような切り口からの実像だろう。