「しゃべらせてクリ!」のネタでも「Q&Aコーナー」の質問でもエホバの証人のことが取り上げられていますね。曲がりなりにもエホバの証人2世だったことがある私から一言言わせてください。統一協会問題があまり取り上げられなくなったことついて、質問者の方は「エホバの証人を槍玉にあげて統一協会の話題を消してしまおうとマスコミが画策しているのでは?」、よしりん先生は「統一教会に飽きたから、新規のカルトで興味を繋ぎたいだけ」と回答されています。そういう側面も確かにあるかもしれません。しかし、安倍元首相暗殺で宗教2世問題がにわかにクローズアップされるようになり、統一協会2世とともに、最も反響があったのがエホバの証人2世界隈なのです。学校の行事に軒並み参加できない、集会や布教活動等に軒並み参加させられる、親に逆らったら鞭でたたかれるなど、子供時代に子供らしい生活ができなかった2世があまりにも多いのです。 また、エホバの証人の政治的スタンスは統一協会や創価学会などとは全く異なり、政治的には中立の立場をとっています。なんだ、いいことじゃないかと思われることかもしれませんが、選挙に立候補したりするだけではなく、投票することも禁じているのです。なぜかというと、この世の政府は全て悪魔サタンの影響下にあり、やがて、「全知全能の神」エホバがハルマゲドンを起こし、この世の政府をすべて滅ぼしその後にエホバの証人だけによる世界が地球にもたらされ、永遠の命を得られるとしているからです。選挙権の放棄は国政選挙や地方選挙だけにとどまらず、生徒会や学級委員の選挙にまで及びます。今でも忘れられない、あまりにもつらすぎる体験は小学校の児童会の選挙の棄権です。選挙の当日、私は母に書いてもらった「宗教上の理由で投票ができない」という手紙を先生に手渡しました。その際、私の目からはとめどもなく涙があふれてきたのです。こういう過酷な経験を繰り返しさせられるのがエホバの証人2世なのです。子供時代にそのあまりにもつらすぎる体験をさせられた反動から、私は選挙権を得てから、地方選挙から国政選挙まで棄権したことがほとんどありません。来月には統一地方選挙があります。皆さん、大切な参政権を無駄にしないようにしましょう。
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!
昭和28年福岡生まれ。昭和51年ギャグ漫画家としてデビュー。代表作に『東大一直線』『おぼっちゃまくん』など多数。『ゴーマニズム宣言』では『戦争論』『天皇論』『コロナ論』等で話題を巻き起こし、日本人の常識を問い続ける。言論イベント「ゴー宣道場」主宰。現在は「週刊SPA!」で『ゴーマニズム宣言』連載、「FLASH」で『よしりん辻説法』を月1連載。他に「週刊エコノミスト」で巻頭言【闘論席】を月1担当。
(ID:30395191)
「しゃべらせてクリ!」のネタでも「Q&Aコーナー」の質問でもエホバの証人のことが取り上げられていますね。曲がりなりにもエホバの証人2世だったことがある私から一言言わせてください。統一協会問題があまり取り上げられなくなったことついて、質問者の方は「エホバの証人を槍玉にあげて統一協会の話題を消してしまおうとマスコミが画策しているのでは?」、よしりん先生は「統一教会に飽きたから、新規のカルトで興味を繋ぎたいだけ」と回答されています。そういう側面も確かにあるかもしれません。しかし、安倍元首相暗殺で宗教2世問題がにわかにクローズアップされるようになり、統一協会2世とともに、最も反響があったのがエホバの証人2世界隈なのです。学校の行事に軒並み参加できない、集会や布教活動等に軒並み参加させられる、親に逆らったら鞭でたたかれるなど、子供時代に子供らしい生活ができなかった2世があまりにも多いのです。
また、エホバの証人の政治的スタンスは統一協会や創価学会などとは全く異なり、政治的には中立の立場をとっています。なんだ、いいことじゃないかと思われることかもしれませんが、選挙に立候補したりするだけではなく、投票することも禁じているのです。なぜかというと、この世の政府は全て悪魔サタンの影響下にあり、やがて、「全知全能の神」エホバがハルマゲドンを起こし、この世の政府をすべて滅ぼしその後にエホバの証人だけによる世界が地球にもたらされ、永遠の命を得られるとしているからです。選挙権の放棄は国政選挙や地方選挙だけにとどまらず、生徒会や学級委員の選挙にまで及びます。今でも忘れられない、あまりにもつらすぎる体験は小学校の児童会の選挙の棄権です。選挙の当日、私は母に書いてもらった「宗教上の理由で投票ができない」という手紙を先生に手渡しました。その際、私の目からはとめどもなく涙があふれてきたのです。こういう過酷な経験を繰り返しさせられるのがエホバの証人2世なのです。子供時代にそのあまりにもつらすぎる体験をさせられた反動から、私は選挙権を得てから、地方選挙から国政選挙まで棄権したことがほとんどありません。来月には統一地方選挙があります。皆さん、大切な参政権を無駄にしないようにしましょう。