希蝶 のコメント

〇 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第263回「マスクは本気で危ない!熱中症は恐ろしい!」
 たとえは悪いのですけれども、先日見た「鎌倉殿」の後鳥羽上皇のセリフを思いました。「頼朝は飲水の病で死んだ。納得がいった」。あの上皇様、恰好いいですね。彼も源頼家と同じような立場だったのですけれども、頼家の場合は失敗し、院の場合は(結局は敗北するけれども)幕府と対抗できた。やはり人物が違いすぎるのかな?
 ちなみに、男系派とかで「上皇」のような例もあるではないか、という人がいたら、それは違う、と申します。後鳥羽院も幼くして即位し、皇族が少ない中で子孫を残した先例だというのは間違っています。「上皇」の場合は明らかに「天才」だったからです。今の皇室にそれを求めるのは(不敬かも知れないけれども)難しいと思うし、それだけの能力がある人物がいるのだとしても、そうでない場合を想定して、継承問題は考えなければならないでしょう(愛子内親王殿下や悠仁親王が天才ではないとかいう話ではなく、「制度」も違うのではないかという話でもあります)。

 話が脱線しました。熱中症と飲水の病(いわゆる糖尿病)は違う話ですよね。ただ、「水」ということでそれを思い出したというだけです。
 正直、私も日本人は本当に我慢比べが好きだな、いつまでマスクに固執するのだろうという感覚です。遊園地の待ち時間とかで、話すことがないと連れの人も退屈するだろうに、マスクをしていたら、おたがいに意思疎通がしづらくて困るかもしれないのに、「世間」を気にしてマスクをしている。運動会とかでも近所づきあいとかPTAとかの意向を気にしてマスク。ほかにも…例が思い浮かばないけれども、とにかく周囲がしているからマスク。それで源頼朝が落馬したように意識不明になるのだったら、裸の王様が大衆の目を気にして、自分が裸であることに気づいても行進を続けたのと何ら変わりはないような感じです。それでいのちを落としてしまったり、寝たきりになるのだったら、死に損みたいな気がします。
 誰が何と言おうと、自分はこうしたいと言って、日本人がマスクを外す日が来るのか、と。そういう日が来て欲しいと願います。
 ちなみに旅行帰りの列車でこういうことがありました。飛行機から降り、マスクを外して電車に乗っていたら、どこぞやのサラリーマンたちが「自分はマスクをしていない奴らが嫌いだ。奴らは自分だけがいい、と思っている身勝手な奴だ」という声が聞こえてきました。一体、どちらが自分のことしか考えていないのか、ただ自分のメンツを守ろうとしているだけではないか、とか思いましたが、疲れていたので、最寄り駅でそのまま電車から降りました(同じ降車駅だったのですけれども)。
 以上、蛇足ですが、つけ加えておきます。

>>401
>>407
 私の方からもお気遣い、有り難うございます。加えて、ただしさんにもお会いしましたですよね。書き忘れてしまい、すみませんでした。

>>412
 応募当選、おめでとうございます。楽しみです。ちなみに、私はあまり飲める口ではありません。

 それでは次号を楽しみにいたします。

No.442 29ヶ月前

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