tomboy のコメント

>>2
  米国炭疽菌事件(Wikipedia)を次のように纏めました。
 
 ほぼ純粋な炭疽菌胞子約1グラムが封入され手紙により、死亡者5人、負傷者17人を出した炭疽菌事件は、911直後の2001年9月18日、19日におきた。
 炭疽菌は「兵器化域」の細菌粉末で、炭疽菌へ精通し、専門の研究施設などでなければ生産ができない類だったとの初期報告がなされが、2002年のサンディアゴ国立研究所は「兵器化」されてはいなかったとした。
 手紙には「アメリカに死を イスラエルに死を アラーは偉大なり。我々を止めることはできない。我々は炭疽菌を(まだ)持っている。お前は死ぬ。怖いか?アメリカに死を。イスラエルに死を。アラーは偉大なり」と記されていた。
  犯人ブルース・イビンズは「自殺」?
 米一部メディアはメリーランド州フォート・デトリックにあるアメリカ陸軍感染症医学研究所(USAMRIID)の科学者で、炭疽菌研究の第一人者、ブッシュ再選を望む共和党支持者(クリスチャン・シオニスト)のブルース・イビンズについて報じ、FBIは2005年4月にイビンズに焦点を当てて捜査を開始した。2008年にFBIはイビンズ本人に差し迫った告発を知らせ、同年8月1日にイビンズはアセトアミノフェンの大量服用により自殺した。6日にFBIはイビンズの単独犯行と宣言し,2010年に司法省は「イビンズ単独犯行」と結論付け、公式に調査終了を宣言した。
 次も指摘している。
アイオワ州立大学の「炭疽菌アーカイブ」は、70年間で収集した100以上の炭疽菌胞子標本を持っていたが、2001年10月に疾病予防管理センター(CDC)は「炭疽菌アーカイブ」破棄許可を同大学に与え、10日と11日にアーカイブは破棄され、胞子標本の早急破棄は決定的な証拠の喪失となった。

  炭疽菌事件の利用 アルカーイダとイラク攻撃
捜査初期段階でFBIは、炭疽菌は高度な知識と設備が必要な環境下でしか培養できず、テロリストの洞窟などでは到底生産できないとしていたが、パウエル国務長官は、炭疽菌事件の報復を国連安全保障理事会に訴えてイラク侵攻を正当化し、大統領ブッシュと副大統領チェイニーは、アルカーイダとの関係性を公式声明で指摘している。英国紙は10月前半にアメリカ人科学者がイラクに言及したと報道し、WSJもまた社説で「炭疽菌はイラクで生産された菌をアルカーイダが郵送した」と報じた。マケイン議員は炭疽菌がイラクから来た可能性を示唆した。
 真実は何であったかを、WIKIは遠慮がちにだが記している。

No.6 33ヶ月前

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