今号も配信、有難うございました。暖かくなったり、急に寒くなったりと何だかおちつかない気候だな、といった昨今です。
　橋下徹の若者だけ待避という話、戦略としてみたとしてもなっていないような気がします。昔、ロマンシングサガというゲームでタラール族という遊牧民が地底の街に避難する、というイベントがあったのを思い出しますが、ウクライナ国民全員でロシア兵がいなくなるまで避難するという選択肢をとったとしたら、ことが終わった後に疎開先から帰ってみれば、そこはロシア人の都市ですっかりロシア化されていた、という結末になりかねないですよね。やはりどこかに隠れていて、チャンスと思った瞬間にゲリラ戦闘をやる、というのが理にかなった作戦でもあるように思えます。私も戦後民主主義で育ったので、人が死ぬのは嫌だけれども、これは国家存亡の危機なのだから、ただ逃げっぱなしでは相手の思う壺ではないか、と。
　玉川徹の意見は論外です。ウクライナ人全員で、ロシアの奴隷になれ、というつもりなのか。
　それに、プーチンを選んだのはロシア国民なのだから、責任はロシア人全体にあると言えるのではないのでしょうか。プーチンがエリツィンから権力を委譲されたのだとしても、それを默認したのはロシア国民なのだから。

　ということで、感想はまた改めてにします。