護国 のコメント

巷で話題(猛烈な批判にも晒されている)財務事務次官・矢野康治の文藝春秋に寄稿した論文を読んでみました。
「『大幅なデフレギャップを埋めるために大規模な補正予算が必要だ』との声も聞かれますが、どんなに追加の歳出を計上しても、実際に最終消費や投資に回されなければ、需要創出につながらずGDPギャップは埋まらないのです」(一部抜粋)など比較的頷ける指摘もあり、冷静で誠実な語り口には好感を持ちました(無論“積極財政派”の方々からは猛バッシングされており、それらの意見もしっかりと聞きたいと思います)
自分は今の状況は各政党の政策がバラマキに振れすぎていると感じるし、巨額の借金も軽視できない、如何なる方向性の“支出”がこの国の未来の為に有益であるか…詳細な議論が必要だとの立場なので(今では財務省は“愛国的”な陣営、経済苦を打開したい立場の方々など大多数の共通の敵になってしまい、そのせいか“できるだけ無駄を失くす・必要な出費を見極めよう“との意見は肩身が狭くなってきたように感じる)
この「意見具申」、一石を投じる価値はあったと思う。

No.78 36ヶ月前

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