昭和43号 のコメント

>>206 うさぎさん、ご無沙汰しております。
ご提供の情報、興味深く拝読しました。

私は英語がサッパリなので、翻訳機能で概要はある程度把握できますが、原文は翻訳できないため図表と概要から内容を推測しております。
そこで正しく理解できているか不安な点について、もしよろしければ確認して頂きたいと思っております。
今現在は以下のように認識しています。

1.マスク着用等の指導を受けた300村(介入村と翻訳、約16万人)は、着用率が13%から42%に増加、指導を受けない      300村(比較村と翻訳、約15万人)は着用率13%のまま。
  介入村と比較村ともに着用する者と着用しない者を含んでいる。

2.発症者数の計算(24頁の図2)
   比較村:155,268人×8.6%=13,353人
   介入村:168,328人×7.6%=12,793人
  介入村の8.6%が発症した場合14,476人なので、その内1,683人(図では11.9%)の発症を防止できたことになる。

3.発症者約26,000人の40%(約10,000人)を抗体検査、血清有病率から抗体保有者数を算出(23頁の図1)
   比較村:146,783人×0.76%=1,116人
   介入村:160,323人×0.69%=1,106人
  介入村の0.76%が発症した場合1,218人なので、その内112人(図では9.3%)の感染を防止できたことになる。

以上のような理解でいいのでしょうか。
抗体保有者数は計算の便宜上書いたもので、原文には出ていないように思います。発症者数は47頁の表A1にそれらしい数字が見えますがよく分かりません。原文後半の数々の表や難解な計算式は素人の私にはチンプンカンプンです。

抗体検査を受けた約1万人は全員が発症者なのに、抗体保有率が1%未満というのはどういうことでしょうか。抗体が必要ではないくらい軽症だったか、実は新コロ以外の症状だったとか。

確かに興味深い調査ですが、村単位で実施するこの様な方法では、仮にマスクが有効だったとしても大雑把な傾向しか把握できないので、有効性の根拠としては弱いと思います。どうせやるなら個別にマスクの着用群と未着用群に分けて調査すべきです。
それに、うさぎさんの言われるようにワクチンの有効率と同じカラクリ算術だし、30万人以上という対象者数の多さに対し100~1600人という人数差は有意といえるのか疑問です。

勘違いもあるかと思うので、理解できる程度にご教授頂ければ幸いです。

No.251 35ヶ月前

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