Chariot のコメント

配信ありがとうございます。
「日本人の劣化」とのことですが、これは突き詰めれば自国の自主防衛をせず、生殺与奪権をアメリカに預けてしまっている属国の奴隷根性が骨の髄まで染み付いてしまったことが大きな要因なのかなと思います。
リスクを冒して自国や自国民を守ろうという発想が稀薄になってしまいました。
コロナ禍における「畜群」「ダンゴ虫」の顕在化も、この奴隷根性から繋がるものだと思います。
さらに度々論点として提起される「大衆」という存在。
「大衆」が必然的に生まれてしまう先進国の中で、唯一日本だけが属国から脱却できていないのですよね。
奴隷根性と大衆、最悪の組み合わせではないでしょうか。
とにかくリスクを厭うし、何を守るべきかという軸もブレているので、エゴの肥大化っぷりは欧米の比ではないのかもしれません。
そういう意味では、日本を骨抜きにするというアメリカの占領政策は大成功だったということになるのでしょうか(ここまで日本が劣化するということまで想定はしていなかったでしょうけど)。
また、その政策が根本にある「平和憲法」は左翼イデオロギーとの親和性が高く、日本人は自ら望んで属国状態を継続したいという意識に陥ってしまいました。
一部のコロナ脳にとっては、ワクチンは「9条」と同じような存在なのかもしれません。
とにかく「与えられたもの」に「守ってもらう」という意識があまりにも強固なのでしょうね。

以前の投稿で、鴻上尚史氏の
「今の日本人は、何か変えなきゃいけないという意識だけはあるけど、何を変えてよいのか分からない。だからとりあえず現状維持になってしまう」
という発言を書かせていただいたのですが、あらためて深い意味合いを感じます。
何を変えてよいのか分からないーー即ち何を守るべきかが分からない、何故なら自主防衛をしていないのだから。
何か変えなきゃいけないという意識だけはあるーー即ち変えてはいけないことが分からない、だから「新しい日常」とかグローバリズムという非常識がまかり通ってしまう。
恐らく鴻上氏の発言は、ここまでの惨状を想定したものではないと思いますが、色々と繋がるところがあるなと感じます。
よしりん先生が闘ってきた「オウム真理教事件」「薬害エイズ事件」、はたまた「嫌中嫌韓ネトウヨの跋扈」などで浮き上がってきた「個」の喪失という問題も、同じ要因として論じられるのかもしれません。
コロナ脳の人間らは、オウム信者や当時の厚生省の役人やネトウヨらを下に見ることはできません。
同じ立場にあれば、同じことやってただろうという人たちなのですから。
社会的な肩書きこそ違えど、奴隷根性にまみれているのは同じなのですから。

今回のコロナ禍で日本人の劣化ぶりが顕著になりましたが、そのトリガーはコロナに限らず何でもよかったんだろうなと思います。
社会が停滞し、不安感ばかりが増大する中で、「何か変えたい→壊したい」という気運が充満していました。
なので、何らかの「国難(的要因)」が燃料として投下されれば、嬉々として「栄誉なき蕩尽」にひた走ることができた、という醜悪な構図。
「本の力」が少しでも奴隷根性を叩き直す方向へ作用することを願わずにはおれません。

No.158 37ヶ月前

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