教育公務員です。9月1日から学校が始まりました。始業式で校長は言います。 「悪いのはコロナです。かかった人は悪くありません。」 この台詞はずっと言っていてその度に、私は「悪いのはメディアであり、政府であり、医師会であり…」と思うのですが、そんなことは言えません。 更にある教員が追い討ちをかけます。 「マスクは鼻までつけましょう…中略…マスクを正しくしていない人には、鼻が出てるよ、マスクしようねって優しく声をかけてください」と。終わった…と思いました。 今日の始業式はリモートで保護者も見ており、保護者に配慮した言い方になったのかと思いましたが、これで教員も地域で鼻を出したり、顎マスクをしていると、クレームが入る下準備が整いました。学校、親からマスクのつけ方を指導されると従順な子どもたちは先生にまで注意をし始めます。マスク警察子どもバージョンの出来上がりです。 今まではここまで児童に指示することはなかったのですが、おそらく子どもに感染力があるデルタ変異種への対処で言ったのでしょう。また、どこの学校もそうだと思いますが、学校に行かせるのが怖い、不安がある家庭がこの夏休みに一気に増え、リモートでの家庭が各クラス数人出るようになりました。こういった家庭の親は自分さえよければいいという人間の集まりだと思っています。自分の子どもさえ感染しなければいい、という考えが根本にあるのだと思います。そして、何より腹立たしいのが、「だから、これからはリモートで授業を受けさせて欲しい」と要望を訴えてくるのです。もちろんこういった家庭は極少数で数える程です。しかし、おかしいのは、ここで教育委員会は「学びの補償としてそういった意見を無下にできない。だから、保護者の要望を実現させるように努めなさい」と指示を出すのです。教員は連日、いつでもオンライン授業ができるようにするために、毎日午後研修をやっています。私たちは保護者の言いなりなのです。犬なのです。腐ってます、日本の教育は! このような状況を作った、メディア、政府、知事、医師会、分科会…死ぬほど腹が立ちます! 何も知らない子どもは言います。「リモートで参加するけど、顔は写したくない。コロナにかかった、濃厚接触者だと思われるから…。」子どもにそのような思いを抱かせた大人は万死に値する!本当に許せない!これから誰もが得をしない教育へと舵を切りつつあります。目が覚めている同僚はあまり、いやほとんどいません。私自身が参ってしまいそうです…。
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小林よしのりチャンネル
(ID:96406689)
教育公務員です。9月1日から学校が始まりました。始業式で校長は言います。
「悪いのはコロナです。かかった人は悪くありません。」
この台詞はずっと言っていてその度に、私は「悪いのはメディアであり、政府であり、医師会であり…」と思うのですが、そんなことは言えません。
更にある教員が追い討ちをかけます。
「マスクは鼻までつけましょう…中略…マスクを正しくしていない人には、鼻が出てるよ、マスクしようねって優しく声をかけてください」と。終わった…と思いました。
今日の始業式はリモートで保護者も見ており、保護者に配慮した言い方になったのかと思いましたが、これで教員も地域で鼻を出したり、顎マスクをしていると、クレームが入る下準備が整いました。学校、親からマスクのつけ方を指導されると従順な子どもたちは先生にまで注意をし始めます。マスク警察子どもバージョンの出来上がりです。
今まではここまで児童に指示することはなかったのですが、おそらく子どもに感染力があるデルタ変異種への対処で言ったのでしょう。また、どこの学校もそうだと思いますが、学校に行かせるのが怖い、不安がある家庭がこの夏休みに一気に増え、リモートでの家庭が各クラス数人出るようになりました。こういった家庭の親は自分さえよければいいという人間の集まりだと思っています。自分の子どもさえ感染しなければいい、という考えが根本にあるのだと思います。そして、何より腹立たしいのが、「だから、これからはリモートで授業を受けさせて欲しい」と要望を訴えてくるのです。もちろんこういった家庭は極少数で数える程です。しかし、おかしいのは、ここで教育委員会は「学びの補償としてそういった意見を無下にできない。だから、保護者の要望を実現させるように努めなさい」と指示を出すのです。教員は連日、いつでもオンライン授業ができるようにするために、毎日午後研修をやっています。私たちは保護者の言いなりなのです。犬なのです。腐ってます、日本の教育は!
このような状況を作った、メディア、政府、知事、医師会、分科会…死ぬほど腹が立ちます!
何も知らない子どもは言います。「リモートで参加するけど、顔は写したくない。コロナにかかった、濃厚接触者だと思われるから…。」子どもにそのような思いを抱かせた大人は万死に値する!本当に許せない!これから誰もが得をしない教育へと舵を切りつつあります。目が覚めている同僚はあまり、いやほとんどいません。私自身が参ってしまいそうです…。