ななし之介 のコメント

私には障害があり、現在就労支援施設で働いています(「害」の字を用いる事に否定的な方がいればしばらくの間御許し下さい)。職場には20代から60代まで色々な世代の男女がいます。
コロナワクチンの職場接種は先日から始まっていて、明日2回目の接種を受ける人もいるようです。私は小林師範の著書・ブログ・道場や『オドレら正気か?』生放送等を拝見してコロナ脳からは早くから脱していたので、最初から「接種しない」という意思表示をしていました(幸いトラブルにはならず快く認めてもらえました)。
我が職場では例にもれず、コロナ騒動の始まりから職場内でのマスク着用や食堂兼作業所にアクリル板設置などの対策が取られましたが、大都市から離れてるからなのか、意外にも利用者の間でコロナ騒動に対し不安で病状を悪化させる人はほとんどおらず、私が師範方の受け売りで「実はコロナは……」「インフルエンザと比べると……」と話すと結構耳を傾けてくれる人が多かったです(同僚は知能の面では健常者と変わらない人が大多数で、障害が身体面のみの人もいます)。指導員の先生方ですら、建前上は職場のコロナ対策を否定するわけにはいかずとも、私的な会話では結構言い分を聞いて賛同してくれる事が多々ありました。
しかしワクチン接種となると希望する人が大部分でした。先生方も接種を推進していくべきとの方針に特に疑いも持たず行動しています。
1回目を接種した人達にはその直後に重い副反応が出る事がなく、ひとまずは胸を撫で下ろしています。しかし2回目接種の時はどうなるのか……嫌な予感が拭い切れません。
1回目接種日直前、指導員の先生のお1人にワクチンへの疑惑を私のできる限りで率直にぶつけたことがあります(私は本来人間関係がごたつきかねない言動を過剰に避けるタイプなので、結構勇気が必要な行為でした)。先生は、私の同僚の利用者達はワクチンへの肯定的意見も否定的意見も承知した上で接種するのだからあなたが心配する事はない、むしろあなたがワクチンの否定的な面を話す事が病状や障害に作用して不安になる人が多くなると、私に同情的ながらもそう言いました。一理はあります。しかし両論併記を無視し、ひたすら偏向情報を垂れ流すテレビメディアの前に、ワクチンへの警戒心を持つ人が健常者にすら少数派であろう中、私の同僚の内にはその障害ゆえワクチンへの批判的ないし否定的意見を把握・承知できていない人もいるのではないかと、これを書いている現在でも思います。まるで同僚を見下しているようで自分でも不快な物言いですが。
多くの同僚の1回目のワクチン接種は終わりました。そして明日2回目の接種が行われようとしています。死者が出ない事を祈るだけです。
——今夜もNHKはコロナのニュースで「救える命」云々と言っていました。

No.171 40ヶ月前

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