昭和43号 のコメント

うさぎさん、不快なものを紹介して申し訳ありません。
基礎医学研究者さん、ご意見ありがとうございます。

この大津院長はコロナ脳ではあっても、根拠となる論文を示しながら様々な疑問に対して解説し、コメントの質問にも逐一答えています。情報量が豊富なので、医療界の標準的な見解を詳しく知るには最適のように思います。

この方の解説で頷けることは、
「中国での流行初期から家庭内感染が最も多い」
「無症状者から感染する確率は0.3%なので恐れるほどではない」
「PCR検査を一般の無症状者に際限なく拡大しても感染拡大の抑止効果はない」
「PCR検査は従来型コロナやインフルなど他の病原体に反応しないことは検証済みである」
などで逆に首をかしげる事としては、
「陽性者=感染者である」
「コロナとインフルの最大の違いは医療崩壊を起こすことである」
「コロナを5類にしても重症病床は増えない」
「医師会はよくやっている」
などです。

人口動態統計の死亡数の元データとなる死亡診断書に関しては、
「臨終を看取った医師が死因を誤るはずがない」
「コロナ陽性でも癌死なら死因は癌と書く」
と言っていますが、コメント欄の昨年6月の埼玉県の2割増しの事や「コロナ陽性者というバイアスが影響することは?」といった質問にはまともに答えていません。
(ワクチンの死亡報告にも検証中を繰り返すのが精一杯のようでした)

死亡診断書については、山梨県の新庄徳洲会病院の笹壁弘嗣院長が
「実は死因というのは医学的に厳密なものではなく、意外に曖昧なものなのです。」
と述べ、以前のKAZUさんと同様の説明をされています。

院長の偏屈コラム『「死因」から新型コロナを考える』
https://www.shin-toku.com/blog/director/index.php?id=204

コロナ死に関しても
「新型コロナの死者は(略)正確には新型コロナウイルス感染症関連死亡と呼ぶべきものです。つまり新型コロナが直接死因の人だけでなく、感染後に様々な合併症を起こしたために死亡した人も多くいるのです。(略)もともと余命が短い人が新型コロナをきっかけに状態が悪くなり、死に至ったという人が少なくないはずです。」
として先の大津院長の「コロナ死=直接死」とは異なる意見を述べています。

この笹壁院長は、よしりん先生の動画もご覧になったらしく、ブログの中で長野五輪にふれ未成年者への五輪会場の無料解放を希望されています。
今回のワクチンにも比較的慎重で、「未成年はしばらく見合わせた方がよい」と言われています。

個人的な見解では、死亡診断書の記述構成がウイルスと細菌による混合感染を想定しておらず、一次感染のインフルが二次感染の肺炎球菌などの影に隠れやすいため、間接死や超過死亡といった概念が必要になるのではないかと思っています。
今のところ笹壁院長の説明がうさぎさんの意見とも合致し、最も説得力があるように思いますが、コロナの場合は直接死・間接死の区別ができないような気もしてきました。

No.253 40ヶ月前

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