チコリ のコメント

>>131
青ネギさん

「精神障害の診断書って、かなり大袈裟に書かないと障害年金支給の「審査」に通らないそうです。
また、障害の等級の決定にも影響するそうです。」

青ネギさんが書かれたように、
20数年前、兄弟が精神疾患で入院し、退院時、障害者年金を申請するにあたって、
担当医師が、審査が通るように、重症に書いていますから、と言ったそうです。よく記憶しています。

当時は父も退職して、家のローンも抱え、日々の生活で手一杯の年金暮らしだったので、
兄弟の多額の入院費用は、家中のお金をかき集めて支払う状態だったからです。

余談になりますが、兄弟はその時、障害者一級だったらしく、
7、8年前に、兄弟が、「どうしても障害者1級は嫌だ、2級にしてくれ」と強く希望しました。

実際、当時は症状も落ち着き、2級に問題はありませんでした。
しかし、生活保護と障害者年金で1人暮らす時に、1級と2級では支給額が違うので、(減額される)
サポートスタッフは、そういう観点から、無理に2級にしなくても、と言いましたが、
もちろん兄弟は、精神障害1級、という自分への、
社会的レッテル、偏見、差別に到底耐えられなかったので、強く希望して2級になりました。

生活保護と障害者年金に感謝する一方、
精神障害者である事による、強い社会的偏見、差別、軽蔑が常に伴う葛藤があります。

誰だって、自分で稼いだお金で、誰憚ることなく、堂々と生きていきたいに決まってる。
それが出来ないから、挑戦と挫折を繰り返しながら、
結果的に、病や障害でままならない自分の現実を受け入れながら、どうやったら生きていけるか探している。

元気に働いている時はガンガン納税義務を果たしているのに、バッタリ倒れた途端、支払いを渋られる感じ?
迷惑をかけてすみません、皆さんの税金ですみませんすみませんすみません、と、小さくなってなきゃいけない感じ?
そういう時のための税金じゃないんですかっっっ???!!!と、強く強く思う。
こういうとこ、日本ってまっこと冷たい。

ずっとずっと強固な家族制度と共同体で、家族がすべてを引き受けてあたりまえの日本だったから、
戦後、共同体と家族制度崩壊と共に核家族化すれば、家族じゃとても支えきれないのは当たり前のことなんだけど。

話が逸れてすみません。
日本の精神障害対策は100年遅れ(でしたか?)を、切実に何とかしないといけませんね。
バリバラ、頑張れ!(とでも言わないと、元気でない、私も、頑張る)

ライジングに関係ない事を、長々とすみません。

No.208 35ヶ月前

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