昭和43号 のコメント

『コロナ論3』残すは三浦瑠麗さんとの対談だけになりました。
最終章を読むと、正にこれが今の日本の姿なのだと現状を再認識すると同時に、狂気の神官と化した玉川への怒りが一段と湧いてきます。

「祝祭」に酔いしれる玉川のような特定優遇者以外の一般大衆に、「生け贄」の存在をどう伝えればいいか。
自殺者が激増とはいえ元々毎年2万人以上なくなっている為、自粛の影響が分かり辛いという問題がありますが、その点は今年3月の関西LIVEで藤井聡先生が示された自殺者数のグラフが手掛かりになると思います。そのグラフを見たときは衝撃的で、事態の深刻さが想像以上だと理解できました。

その時初めて「トレンドライン」なるものを知りましたが、株式投資の世界では常識で、その一種「移動平均線」で株価水準を確認しているのだそうです。(東洋経済オンラインの新コログラフに7日間移動平均が表示される理由が少しだけ分かりました)

視覚に訴えることが重要との思いから、EXCELの近似曲線の機能を使いながら、初めてのグラフ作成を試みました。
警察庁の統計データを基に、2018年以降の自殺者数の減少幅を一ヶ月平均7人(藤井先生のグラフの約3分の1)としてグラフを作成し計算すると、昨年6月から今年4月までの自粛被害者と思しき人数は、男性1200人以上、女性1900人以上と算出されました。

次に文部科学省の児童生徒のデータから、2016年からの微増傾向が続くと仮定して上記の要領で入力すると、昨年6月から今年2月までの自粛被害者と思しき人数は約90人となりました。

残念ながら正確さは保証できないので、あくまで藤井先生のような専門家が正式な統計を出されるまでの試作品になります。
作成したグラフは開設したばかりのツイッターで公開中です。
https://twitter.com/showa43go

警察庁の統計
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/jisatsu.html
文部科学省の統計
https://www.mext.go.jp/content/20210216-mxt_jidou01-000012837_009.pdf

No.147 35ヶ月前

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