T.K(ティーケー) のコメント

こんばんは。
少し遅れましたが、昨日のゴー宣道場の感想を。

まず緊急事態宣言下に会場を提供して下さった関係者、そして細心の注意を払って道場の運営に当たったスタッフ並びに設営隊の皆さまに感謝申し上げます。

横大道聡先生の憲法の話は明快かつ刺激的でした。
「そもそも憲法とは」の「そもそも」には論拠があるのか、という冒頭からして目の覚める問題提起で、全く退屈のしない語り方で聞き入ってしまいました。

「公共の福祉」という言葉が国連で勧告を受けているという事実をここで知って、衝撃でした。
確かに「公共の福祉」という言葉を持ち出せば、権力が国民を縛ることもできる(国民が権力を縛るのとは全く逆)のですから、(私たちは)もっと「公共の福祉」の曖昧さに注意して流されないようにしなければいけないですね。
「エリート・プラグマティズム」という概念を知れたことも収穫でした。
憲法に書くのは時間と労力とお金の無駄だという意識には要注意ですね。
エゴイズムとニヒリズムが組み合わさった産物が、現実「だけ」見て「理念・理想」は必要ないということになるのでしょうか。
エリート・プラグマティズム、もう少し突き詰めて考えていきたいです。横大道先生にはまた、ゲストで来ていただきたいです。

稲田朋美先生ですが、リモート出演の影響かどうかはわからないけど、少し堅すぎる印象でした。
自衛隊は尊敬されている、という発言には、“善意で敷き詰められている“という感覚でしか彼女は自衛隊に対する評価を捉えられないんだなと、私は感じました。
それでも女性の活力、特にクォータ制導入には積極的なので、自民党の組織に埋もれず個人として戦うならば、頑張ってほしいです。
山尾志桜里先生は、いつもの道場での歯切れの良さが見られず歯切れの悪い答え方に終始していました。これもリモート出演の弊害か?
何より2類から5類に落とすという我々ならば共有している考え方ですが、山尾志桜里氏は遂に触れなかったことは遺憾に思いました。

質疑応答のタイムについては先ほど述べた通りです。
全体を通して横大道先生の活躍がいちばん光っていました。
よしりん先生の血の雨は残念ながら(?)見られませんでした(その方が良かった?)
が、全く飽きの来ない回でした。
(いつもそうですが、新しい概念を知れたことで特に。)

次回も東京ですが、楽しみにしています!
ありがとうございました。

No.564 36ヶ月前

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