昨日のゴー宣道場開催お疲れ様でした。
緊急事態宣言中で開催が危ぶまれる中、師範はじめ設営の方々の開催に向けた努力に感謝します。
今回はライブビューイングにて拝見させて頂きました。

横大道先生の基調講演を聴き、最も印象に残ったのは『公共の福祉』の曖昧さです。
この事が国連からも是正勧告されているとは知りませんでした。

そんな曖昧な公共の福祉がまんまとコロナ対策に利用され、このまま運用され続けてしまえば今後、時の政権が別件でも恣意的に運用する前例になる可能性がある事に、自称リベラルの方々は気づいているのでしょうか。
逆に似非保守議員や橋下徹氏(いつか政治に復帰した時のため)は敢えてそれを狙っているために、私権制限もやむ無しと声高にさえずっているのかと勘ぐってしまいます。

そう思うと横大道先生が言われる通り、いくら法解釈で処理できる事案でも、大切な事は憲法に明記すべきと思います。
とにかく曖昧さを無くして、誰が読んでもわかるような日本国憲法になって欲しいものです。

今回の道場で敢えて苦言を申しますと、稲田議員は何をしにリモート出演したのでしょう？
延々と自説かどうかもわからない自民党のオフィシャルなお題目を、資料を見ながら能面のような表情で唱えるだけ。
完全に浮いており時間の無駄としか思えませんでした。

稲田議員と山尾議員のパートを観て、ゴー宣道場にリモートは向かないとかんじました。
ゲストと師範の気持の乗った意見のやり取りを期待している身としては、リモートでの議論では隔靴掻痒を否めません。
コロナ禍の最中でゲストの方々が、直接登壇出来ない事も理解できますが、それでもやはり顔を突き合わせての議論を今後は望みます。

最後に蛇足になりますが、倉持師範の元奥様が亡くなられた件について、ライジングのコメン欄にも倉持師範からの説明を求める声が上がってましたが、自分の考えでは何も発表する必要は無いと思っています。
婚姻関係の破綻や親権問題等はあくまでプライベートな事であり、それらの出来事を逐一報告するのは疑問があります。今回のように元奥様が亡くなられているため、多くの方々が何かしらの説明を欲している事もわかりますが、自分は師範同士の間で情報を共有されておられれば、それでいいと考えています。
何より元奥様を亡くされて、最も悲しい想いをされているうちのひとりは、間違いなく倉持師範そのひとのはずですから。