夜分に失礼します。 親からインターフォンで呼び出されて、また「寒い」と。 電子レンジで野菜ジュースを何度も熱くしたり、たまたまNHKでやっていた故・橋田壽賀子さんの「おしん」制作裏話で、少し気分を直した模様。 で、なぜこのような個人話を書いているかというと、その番組で、橋田さんがおしんの誕生年を昭和天皇と同じにして、同じ世代の一般庶民はこのような苦労をしてきたんだ、ということを訴えたかったという話と、戦争責任で、大人たちは詔勅放送で一瞬にして「新しい時代が来る」といった態度に豹変したのが納得がいかなかったという話を見て、「コロナウイルス騒動」の場合も、将来の子供たちが同じような感慨を抱きはしまいか、というふうに思ったからです。 おしんが当時、戦時中の「イラン」でヒットしたという話もやっていました。それはそれで、女性解放運動にもなっているし、良かったのでは、とも。 >>66 rokuさん お心遣い有り難うございます。自分は自分を肯定的にとらえているつもりなのですが、つい、今まで言われてきたことが(親やきょうだいなどからのものも含めて)出てくるんですよね。自分は完全ではない、と思っていた方が、反省するところ、批評すべくところなども見えてきて、ある意味役立つのかも知れない、とも思ったりするわけです(今はなき 母親から、「お前と一緒にいるとお面をかぶらないと歩けない位恥づかしい」と言われたこともあったりするのです。比べてはいけないのだけれども、よしりん先生の母親と比べて、どちらが勝っているのでしょうか)。 とはいえ、ほかのかたがたのお目よごしになるのでしたら、もう少し控えます。「自分の辛い体験を語って、周囲を納得させ、物事を一般化しようとしている」とも人から言われたこともあります。 ちなみに、自分も新聞は昨今、あまり読まなくなっており、よしりん先生のように夕刊をやめました。姉に言わせると、「だったら朝刊もやめればいいじゃないの」。これはコロナ脳の話ではなく、ただ居間が片付かない、父親が落ち着いて暮らせないという意味でしかないのですが、いちおうかたよった情報でも、入手できるようにはしておかないと、ですね。昨年までの新聞は殆ど、週一度来る姉たちの部屋整理で、捨ててしまいましたが。今更読み直すこともないでしょうし、史料的価値はあまりないでしょう。 そのコロナ脳になってしまった芸能人や著述家などについて、いちいち批判してもきりがないと思います。勿論、誰が何を言ったのかは記述して後世に残すべきでしょうが、正直、本音を言うと、ユスティニアヌスかテオドラに、「ニカの乱」の鎮圧手段を一箇所に集めてやって貰いたい、という非常識で残酷なことを思ったりします。しかし、それをやってしまったら、確実に畜生道におちるでしょうし、自分たちがやられたら、とも。そもそも、それをやったら、日本の人口はどうなってしまうのか、とも。 それとも麒麟が政治家やマスコミや専門家を選ぶシステムにでもなればいいのでしょうか。しかし、それだと、世がみだれると、災害が頻発するんですよね(『十二国記』の世界で遊んでしまってすみません)。 「キノの旅」というファンタジー連作にこんな話があって、キノという旅人の少女が立ち寄った部落では、成人が集落から逃れないように、強制的に麻薬タバコを吸わされる、という風習があって、その悪習をやめさせようとしたある暗殺者が(彼もタバコを吸わされているのだけれども)村人を皆殺しにし、キノを逃すのですが、その後、生き残った子供たちに、その暗殺者は(子供達に事実を教える前に)殺されてしまい、子供達は大人の真似をしてタバコを吸い出す。しかし、彼らはタバコがどこに生えているのか知らないので…、という筋です。 この話を読んで思ったのは、子供は何だかんだ言っても、大人のすることを模倣してしまうのか、ということと、一度定着した文化はそう簡単に変更できないという悲しい事実です。コロナウイルスについて定着してしまった偏見や先入観、誤解もこれとよく似ているような気がします。しかし、この(マスコミの煽りと、それを盲信した無知による善意もはいっているのかも知れない)誤解は解消しないといけない、さもないと、麻薬タバコの正体を知らずに吸い続ける集落の子供たちと同じ愚を繰り返すのではないか、というふうに感じます。 無駄話ばかり書いてすみません。感想、そろそろ纏めないといけないです。
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夜分に失礼します。
親からインターフォンで呼び出されて、また「寒い」と。
電子レンジで野菜ジュースを何度も熱くしたり、たまたまNHKでやっていた故・橋田壽賀子さんの「おしん」制作裏話で、少し気分を直した模様。
で、なぜこのような個人話を書いているかというと、その番組で、橋田さんがおしんの誕生年を昭和天皇と同じにして、同じ世代の一般庶民はこのような苦労をしてきたんだ、ということを訴えたかったという話と、戦争責任で、大人たちは詔勅放送で一瞬にして「新しい時代が来る」といった態度に豹変したのが納得がいかなかったという話を見て、「コロナウイルス騒動」の場合も、将来の子供たちが同じような感慨を抱きはしまいか、というふうに思ったからです。
おしんが当時、戦時中の「イラン」でヒットしたという話もやっていました。それはそれで、女性解放運動にもなっているし、良かったのでは、とも。
>>66
rokuさん
お心遣い有り難うございます。自分は自分を肯定的にとらえているつもりなのですが、つい、今まで言われてきたことが(親やきょうだいなどからのものも含めて)出てくるんですよね。自分は完全ではない、と思っていた方が、反省するところ、批評すべくところなども見えてきて、ある意味役立つのかも知れない、とも思ったりするわけです(今はなき 母親から、「お前と一緒にいるとお面をかぶらないと歩けない位恥づかしい」と言われたこともあったりするのです。比べてはいけないのだけれども、よしりん先生の母親と比べて、どちらが勝っているのでしょうか)。
とはいえ、ほかのかたがたのお目よごしになるのでしたら、もう少し控えます。「自分の辛い体験を語って、周囲を納得させ、物事を一般化しようとしている」とも人から言われたこともあります。
ちなみに、自分も新聞は昨今、あまり読まなくなっており、よしりん先生のように夕刊をやめました。姉に言わせると、「だったら朝刊もやめればいいじゃないの」。これはコロナ脳の話ではなく、ただ居間が片付かない、父親が落ち着いて暮らせないという意味でしかないのですが、いちおうかたよった情報でも、入手できるようにはしておかないと、ですね。昨年までの新聞は殆ど、週一度来る姉たちの部屋整理で、捨ててしまいましたが。今更読み直すこともないでしょうし、史料的価値はあまりないでしょう。
そのコロナ脳になってしまった芸能人や著述家などについて、いちいち批判してもきりがないと思います。勿論、誰が何を言ったのかは記述して後世に残すべきでしょうが、正直、本音を言うと、ユスティニアヌスかテオドラに、「ニカの乱」の鎮圧手段を一箇所に集めてやって貰いたい、という非常識で残酷なことを思ったりします。しかし、それをやってしまったら、確実に畜生道におちるでしょうし、自分たちがやられたら、とも。そもそも、それをやったら、日本の人口はどうなってしまうのか、とも。
それとも麒麟が政治家やマスコミや専門家を選ぶシステムにでもなればいいのでしょうか。しかし、それだと、世がみだれると、災害が頻発するんですよね(『十二国記』の世界で遊んでしまってすみません)。
「キノの旅」というファンタジー連作にこんな話があって、キノという旅人の少女が立ち寄った部落では、成人が集落から逃れないように、強制的に麻薬タバコを吸わされる、という風習があって、その悪習をやめさせようとしたある暗殺者が(彼もタバコを吸わされているのだけれども)村人を皆殺しにし、キノを逃すのですが、その後、生き残った子供たちに、その暗殺者は(子供達に事実を教える前に)殺されてしまい、子供達は大人の真似をしてタバコを吸い出す。しかし、彼らはタバコがどこに生えているのか知らないので…、という筋です。
この話を読んで思ったのは、子供は何だかんだ言っても、大人のすることを模倣してしまうのか、ということと、一度定着した文化はそう簡単に変更できないという悲しい事実です。コロナウイルスについて定着してしまった偏見や先入観、誤解もこれとよく似ているような気がします。しかし、この(マスコミの煽りと、それを盲信した無知による善意もはいっているのかも知れない)誤解は解消しないといけない、さもないと、麻薬タバコの正体を知らずに吸い続ける集落の子供たちと同じ愚を繰り返すのではないか、というふうに感じます。
無駄話ばかり書いてすみません。感想、そろそろ纏めないといけないです。