緊急事態宣言に伴い、東京都が出した「緊急事態措置」が下記のようにあります。
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007617/1012690.html

この中で、一番下の方に「成人式はオンライン・延期の協力依頼」と、名指しで成人式を狙い撃ちにしています。
これにより、人数制限や二部制などで当初計画されていた都内各自治体の成人式も多くがリアル開催断念、オンラインへ追い込まれました。

私の住む東京都多摩市も、1/6時点では市長の名前入りで開催に万全を期すPRしていたのですが、東京都や国からの強い圧力があったらしく、あっという間に中止に転換となってしまいました。（※下記HPで見る通り、「会場開催中止」「オンラインでの開催」と言うあたりが非常に姑息です）

http://www.city.tama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000006/6332/kaisai.pdf
https://www.city.tama.lg.jp/0000006332.html

もともと、PCRキットを来場者全員に配布など、（今の多摩市長は左派系で、明らかに支持基盤である共産党などの主張に阿った）かなり首をかしげるような「安全対策」を自慢していたのも事実ですが、こういう圧力に屈することがどれほど地方の自治や独自性をゆがめることになるのか、市長には思いも至らないようです。

住民の中には「結果的に感染が防げたからよかったじゃないか」的な意見も見受けられるのですが、もうこうなると、コロナ対策のためなら軍事政権や一党独裁でもいいという話になってしまいかねず、大変うんざりしています。

多摩市は老朽・高齢化したニュータウン（今では「オールドタウン」と呼ばれます）を抱える市なので、どうしても高齢層の意見が強くなりがちです。

さすがに市議会でもこのプロセスの杜撰さに批判的な声があるみたいですが、それがどれだけ表に出てくるのか、注視して（時に圧力に負けないよう励まして）みたいと思います。