妄想の万年中年 のコメント

>>1
ASEANは、アメリカが対共産主義の防波堤として作った共同体と理解しています。冷戦中は、日本もアメリカの要請でASEANを援助して、ASEANと米国の関係は良好でした。冷戦が終わると軍事だけでなく金でも一人勝ちを目指したアメリカは、「池でクジラがあばれた」と言われたアジア通貨危機を引き起こし、ASEANに多大なる損害と混乱を引き起こしました。この時、ASEANのアメリカ離れ・嫌米が起こったと思います。
その後の事ですが、アジア通貨危機の対応の為、財務省のミスター円・榊原氏がASEAN+3(日中韓)を立ち上げ、東アジア経済圏を目指そうとしました。これがアメリカの怒りを買い「財務省のノーパン喫茶」問題が発生し、財務省がアメリカに完全屈服しました。それ以降、日本はASEAN+6(印豪新)を主張して、東アジア経済圏構想の邪魔してきました。東アジア経済圏を推し進めようとした民主党政権の鳩山首相は、以後その人間性まで否定されるような扱いを受けてきています。米国が問題としたのは、欧州とアジアにドルを仲介としない経済圏が発生すると、ドルが基軸通貨としての地位を保てなくなるからだと思います。

No.2 56ヶ月前

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