希蝶 のコメント

 泉美木蘭の小説「正しい宗教のつくり方」・第6回「わたしはどうあるべき?」
 はっきり言って、鶴見佑子という女は自主性がないな、と改めて感じました。どう考えたって、清田という男の都合の良いように利用されていることは分かりきっているのに、それに自身も気づいているのに、分からないふりをしている。
 誰かに理解されたかったら、まずは自分でこれこれが好きだとか、自分はこう思うと主張してみる、それでうざったく思われるかも知れないけれども、そういうふうに相手が感じたら、表現方法を変えてみる。中立の立場を取るのも自己主張の一種であり、白か黒かを必ず決めなければいけないということもない。
 取りあえず、動画がうまく行っているのなら、仕事の一貫だと割り切って、つづけてみる。そこで違和感や矛盾を感じたのなら、その時になって考え直しても良い。考え直して、別の行動を取るのは、聖書のパウロ同様、決して恥ずかしいことではなく、その過程や行為が正しければむしろ賞讃されるべきことであろう。
 これは、護憲派とか、反天皇主義者とか、媚米主義者とか、新自由主義者、差別主義者についても言えることだろうと思います。伊藤詩織さんの件で応援者が大部分であり、山口派がノイジー・マジョリティーである現状を省みて、どちらが正しいか考えを深めることは重要であり、そこから、他の問題についても、自分はどう思うかであれこれ思索してみれば良いわけで、個の連帯とは、そのようにして生まれるものだろうと思います。
 そろそろ佑子の洗脳も解ける日が近いのでしょうか?

 Q&Aコーナーでは、尻毛屋さんの質問の回答で、みなぼんさんがターミネーターのようだというくだりで、笑ってしまいました。みなぼんさん、ごめんなさい。
m(__)m
 あと、叢叡世さんのトロッコ問題については、自分も悩んでしまいます。破談の話、初めて知りました。トロッコを脱線させればいい、という解決法があるそうですが、現実社会の中ではそうは行かない場合も多々あろうと思います。
 それでは、次号を期待します。

No.173 52ヶ月前

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