しかし現金も消えゆく運命かぁー。
日本的ハイレベル公共性に裏打ちされたものがどんどん消えていくなぁ。
キャッシュレス化を進めるにしても、かなり慎重に、極めてゆっくりと、やってもらいたい。

＞「それが世界の潮流だ」とか「外国人観光客が不便なんだ」とか
＞言われることへのムカつきがある。

日本のキャッシュレス化が実現して後戻りできなくなってから、外国人観光客は、「紙幣、硬貨でジャラジャラとやりとりするあの不便さが実は楽しかった。あの頃の日本ほうが魅力的だった」とか言い出すんじゃないか。日本の各種案内看板が外国語併記だらけになって、英語、ハングル、デバナガリ、中国語だらけになったら、「日本の趣が無くなった。昔は良かった」とか言い出すんじゃないか。英語がしゃべれる日本人ばかりになったら、「ジェスチャーやカタコト英語で日本人らしく一生懸命やりとりしてくれてたあの頃が楽しかった」とか言い出すんじゃないか。翻訳機の性能が急激に良くなっているから、そんなのカンケーネーってか？

アホらしい。

「違い」があるから面白いんだろうに。日本ならではの公共性や信頼と、外国のそれらとの、差異が大きければ、それが魅力ってもんじゃないの？

まあ、せいぜい観光立国ってことで頑張っていくのでしょう。そして、日本人は「寛容」の精神で「世界標準」を受け入れていくのでしょう。退屈でつまらない、管理された世の中になりそうだな、トホホ。