今回の件で我が国が再び狭隘な血統主義に陥るかという分水嶺に立たされましたね。

蓮舫代表の「釈明」ですら満足しないのはここまで予測通りでしょう。
しかし、批難する方は二重国籍かどうかではなく「隠したこと」「嘘ついたこと」について批難してるようですね。

まあレイシストと詰られたくない言い訳でしょう。

新自由主義に突入して十数年が経ちますから益々その狭隘な血統主義に拘ろうとする傾向が強くなったようにも感じられます。

男系に拘ったり、和製横綱の期待や、グローバリズムへの憧憬と同時に血統主義的なルサンチマンが彼らに滲み出ているんじゃないかと思います。

今まで日本人でいたことが誇りだけだと思って来ましたからね。
でも、現実的には国際競争力も低下して明らかに我が国の国力は衰退しているんですよね。

そうした現実から目を背けるためにも排外主義的な言説が支持されているのかもしれませんね。
月並みな言い方ですが。