GUY FAWKES のコメント

先日は古谷さんとKTBアニキの件でとんだ要らぬ疑問を投げてしまいすいませんでした、
私的に古谷さんは昨年秋に「草食系のための対米自立論」というなかなか秀逸な新書を上梓していたので
間違っても誤った方向に行ってほしくないので気が逸りました故。

>ここに着目した時、本作は「移民」の物語とも「女性」の物語とも(或いは「原日本人」の物語とも)取れると同時に、トランプ現象の話にもなり得るのです。
>本作において、確かにコビトは「敵」「異邦人」として描かれてはいます。が、そこにひとまず目をつぶれば、コビトは「男性」に見えてくるのではないでしょうか。

実に秀逸なご指摘です、男性は「男だからやって当たり前」という認識があまりにも普遍的になったが為にそれらが完全に無意識の中に溶け込んで未来永劫歯車として動き続けなければならない。
無論これは兵頭さんや私も話してきた通り「じゃあ、そんなもん放棄すればええやん」とはいかない、というかいく訳がない。だって逆説的な話、男性がそういった立場に甘んじているからフェミニズムなんかが主張できる安寧が享受・謳歌できるのですから。

>男性は彼ら自身の司令官になったことは一度もなかった、男性が司令官になったのは守れという命令のためだったこと。

Mr.ファレルの明察通り、兵役にせよ特攻隊にせよ男性が公に殉ずる時とは私情を投げうたなければできない。
しかしながら、それ故に男性は「居るけど、それが当然だった故に居ないことにされた」、弱者男性が居ないことにされるのもまさに自明の理というもんですわ!

>ですが、それにしても、ほとほと、「表現の自由」という切り口を持ち出したことが、彼らの敗因であったと思います。「俺のために」行動することを、彼らは肯定してしまったのですから。そうなっては彼ら彼女らのしがみついている旧時代の強者/弱者観が古びた者であるということが、明らかになってしまうのですから。

「『表現の自由』って書いてるけど弱者男性にはそれは適用外だよ!書いてないけどな!」
フェミニズムの使徒にとってこのふざけた予定調和でゴリ押しできると高を括ったのでしょうが、そうは問屋が卸さなかったのですねww
以前兵頭さんとお話しした小学生の子達の件でもあった様に、ランドセルの色にせよ振る舞いにせよ「性別に関わらず好きにして良い」としながら、「じゃあ、俺・僕・私は男or女らしく振る舞うね!」とした時、「それは違うよ!」と妨害しようとした時には既に遅し。
そらそうですわ、だって「自由」なんだもん、「多様性を認めよう」と言いながら所謂伝統的価値観を否定しようったって多様性の中にそれが含まれないという予定調和が罷り通る訳ないでしょww
そしていざ戦争やら大災害やらの非常事態が発生した時は、「自分らの世話を国が(男性が)するのは当然」とクーコ女史の様なこと宣うのだから…ねぇ?

そういえばクライマックスを迎えつつあるガンダム最新作の「鉄血のオルフェンズ」は主人公勢の少年兵に少女兵士は1人もいませんでしたねぇ、いやこれはあくまでも余談ですが。

No.4 94ヶ月前

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兵頭新児の女災対策的随想

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