https://news.yahoo.co.jp/byline/kojimakeiko/20170308-00068469/
国際女性デーだからこそ、男性のしんどさにも目を向けよう

Yahoo!の個人カテで小島慶子女史が初めてこの様な記事を載せていました。

>女性以上に、日本の男性の働き方や生き方には選択肢がありません。女性を自由に！と言うだけでなく、声無き多数派である不自由な男たちに「しんどいと言っていいんだよ」と言うことも大切です。彼らが声をあげれば、多様な生き方が可能な世の中を望む当事者の数が、劇的に増えるのですから。私たちは、非人間的な働き方やジェンダーの押し付けに対して、一緒にNO！と言えるのです。

うーん、杉田師匠よりは一千万歩譲ってまだマシかとは思うんですが、上に抜粋した点を含めても久米師匠と五十歩百歩かなぁというのが正直な感想です。
意識的か無意識かは別に、然も良識派を自称しているかの様なこういった御仁はジェンダーがもたらすものが「拘束具」「私らしさの否定」という考えにしかいかないのはどうにもならないのでしょうかね？
今までさんざっぱら兵頭さんが仰っていただいた以上は繰り返すのも野暮なんですが、彼ら彼女らはこんな絵空事を宣える安全すらジェンダーや性的役割分担に担保されている現実感がないのでしょうか。
仮に先の震災や戦時下の様な現実に直面した際、全ての男性が男らしさ、全ての女性が女らしさを拒絶したらそれこそ社会がどうなるか？
「それは性差に依らず、より本質的な『人間性』によって克服されるべきでしょう」とか具体性皆無な綺麗事を宣いながらクーコ女史の様に自衛隊員や男女問わず善良なボランティアの人々に甘ったれるのかと思うと吐き気がします。