叢叡世 のコメント

>>52からの続きです。

もうみんな忘れちゃっているかもしれませんが、数年前に東京都青少年健全育成条例の改正(以下都条例)が話題となりました。
その前に児童ポルノ禁止法の改正案(以下児ポ法)があったのですがこれは衆議院の解散に伴って廃案となったんですが、その後に都条例が出現してきました。
要するに、権力側としてはエロ規制は名目として出版社や映像制作会社などを自分たちの権力の手中にしたい狙いがあったのでしょう。

出版社は何度も抵抗するんですよね。

法案や条例の改正案の提議が曖昧なのは適用範囲を広めて出版社(創作者側)を締め上げる(ビビらせる)狙いがあるのだと思います。

都議会では附帯決議がなされて慎重に運用されることと言う形で、権力者が権力の濫用をすることを防いだようでしたが、その後また再び児ポ法改正が話題になりましたね。

また同じことが繰り返されました。

この児ポ法に関してはわたしは散々言い尽くしてきたので今更言う必要は無いのですが、全部権力者が庶民を監視する法律を作りたいだけなんです。

全く無関係な創作物にまで手を掛けるとなるとその法案の目的から逸脱して統禦しようとする動きが見えてくるんですよね。

権力者は何度も何度も繰り返してきます。

今度は「青少年有害社会環境対策基本法案(青環法)」としてまた出そうとするんですよね。
これも何度も提出を繰り返して断念した経緯のある法案なんですね。

勿論、これも自民党が提出しようとした法案です。

「何が有害かは俺達権力者が決める」と言った無茶苦茶な法律です。エロ規制よりも遥かに厄介な代物です。

今度、これが提出されようとします。

何度も何度も繰り返し提出しようとしています。

みなさんもこの提出されそうな法案の名前を検索して確認を取ってみてください。

如何に権力者が永続的な権力を手に入れようとしているか、目に見えて分かってきますから。

No.56 96ヶ月前

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