こんにちは。

三浦瑠麗さんにご質問を募集されているということですので、私も考えてみました。

「三浦さんは、天皇弥栄（すめらぎいやさか）という言葉を聞いてどのようにお感じになりますか。」

本当はこれは小林先生や高森先生にもお聞きしたいことなのですけどね。
と、言いますのは、Vol.197におけるコメント欄で、私はこちらに集うファンの皆様に向けて

「私も皆様と思いはいっしょです。『天皇弥栄』ということです」

と、申し上げたんですね。（No.140）
それは前提だと思っていたので。
すると思いもかけない返答があったのです。

「ちなみに私自身は『天皇弥栄』では有りませんよ、今上陛下や今の皇太子殿下夫妻や愛子様のファンなだけなんですよね〜。皇室は私には装置でも血脈でもありませんからね〜。」（No.141 私はグレートタコ社長さん）

このレスを拝読して、私はもちろんものすごくびっくりしましたが、その反面何となく合点がいったような気持ちもあったのです。
最近の小林先生がおっしゃっていることは率直に言って非常に論理的整合性がつけづらい面があります。
ファンは自分なりに小林先生がおっしゃっていない「話の行間」に想いを馳せ、論理的整合性を補完しなければならないのです。
小林先生が最近おっしゃっていることは、この「私はグレートタコ社長さん」のおっしゃっているように、
「天皇弥栄」ではなく「今上陛下や今の皇太子殿下夫妻や愛子様のファンなだけ」という観点から考えると、非常にわかりやすく整合性がとれるのです。

https://www.gosen-dojo.com/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=8372&comment_flag=1&block_id=760#_760

上記のもくれん先生のおっしゃることも同じですね。
もし男系男子で世襲をつなごうとすることを「奇異に見える」とおっしゃるのなら、それは皇室そのものが異常で奇異な世界だということです。
皇統は二千年以上の間、「男系男子の世襲」でつないできたものなのですから。
好むと好まざるとに関わらずそれは事実としてそうなので、今さら「気持ち悪い」といわれても困るのです。

結局、これは解放思想なんだと思います。皇室の皆様をこんな異常な世界から解放して差し上げたいのですね。
日本国憲法の枠の外にある皇室を我々日本人の上に抱くことが、不合理で無意味で人権侵害だとおっしゃるのでしたら、たしかに廃絶しなければなりません。
それはその通りなので、そうおっしゃられるなら何も申し上げることはないのです。

それはさておき、

先日ある場所で村田春樹さんのお話を聞く機会があったのですが、
村田氏の奥様は8月8日の「お気持ち表明」で「個人として」という天皇陛下のお言葉を聞いてこう思われたそうです。

「天皇陛下はいつから個人となられたのだ！」

それに続けて村田さんは小さな再生機を取り出し、レコード化もされている三島由紀夫の次の言葉を彼の肉声で聞かせてくれました。

「などてすめらぎは人間となりたまいし」
「などてすめらぎは人間となりたまいし」
「などてすめらぎは人間となりたまいし」
（「英霊の声」より）

これ、わかりますか？

以上、止むに止まれず書かせていただきました。
反論はどうぞ「書いていること」に対してお願いしますね。