私自身は、実際の「武士」という、かつて日本に存在していた立場・組織というよりは、 日本人の魂・エートスからくる精神の一つとして「武士の情け」ということがあると思います。 勿論「武士の情け」という言葉から連想することは多々あるとは思いますが、 小林先生が今回のライジングで取り上げていらっしゃる意味の源流は、後者の方にあるのではないかと自分は感じました。 また、実際の武士の姿も、戦国の世、江戸の泰平期、幕末とでだいぶ変わってくるとは思いますし、 将軍・老中・大名と言った上層階級と、下層に仕える武士とではだいぶ違ってくるでしょうけれども。 それでも、例えば幕末の攘夷の思想が、佐幕側と倒幕側で共通するものがあったりとか、 大東亜戦争末期までは「サムライ」のエートスが受け継がれていたことを考えると、 「武士の情け」ということは、実際の当時の武家がどうであったか、ということとは別にあったことかな、と。 そういう意味では、かつては庶民にも普通にあった感覚、と捉えるものではないのかなと思いました。 歴史に不勉強な私が言うことでもないかなと思いましたが、感想としてです。 No.59さん、No.60さんの御意見にどうこう、ということではないです。 もし気を悪くされたらすみません(汗)。
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小林よしのりチャンネル
(ID:13120218)
私自身は、実際の「武士」という、かつて日本に存在していた立場・組織というよりは、
日本人の魂・エートスからくる精神の一つとして「武士の情け」ということがあると思います。
勿論「武士の情け」という言葉から連想することは多々あるとは思いますが、
小林先生が今回のライジングで取り上げていらっしゃる意味の源流は、後者の方にあるのではないかと自分は感じました。
また、実際の武士の姿も、戦国の世、江戸の泰平期、幕末とでだいぶ変わってくるとは思いますし、
将軍・老中・大名と言った上層階級と、下層に仕える武士とではだいぶ違ってくるでしょうけれども。
それでも、例えば幕末の攘夷の思想が、佐幕側と倒幕側で共通するものがあったりとか、
大東亜戦争末期までは「サムライ」のエートスが受け継がれていたことを考えると、
「武士の情け」ということは、実際の当時の武家がどうであったか、ということとは別にあったことかな、と。
そういう意味では、かつては庶民にも普通にあった感覚、と捉えるものではないのかなと思いました。
歴史に不勉強な私が言うことでもないかなと思いましたが、感想としてです。
No.59さん、No.60さんの御意見にどうこう、ということではないです。
もし気を悪くされたらすみません(汗)。