まさ のコメント

こんにちは。今週も配信ありがとうございます。
陛下がお気持ちを表明されてなお、陛下よりも自分を貫き通す、まさに国賊と呼ぶべき人々ばかりが跳梁跋扈するような気がする中、昨日の広島の地方新聞「中国新聞」のオピニオン欄に、しごく全うな意見が書いてあったのを見て、安心した私です。広島のメディアはどこも年がら年中、それこそ判を押したように反核、平和と決まり文句を繰り返すばかりで、見出しだけ見て読んだ気になっていたこの新聞のある見出しに「皇室典範の不備こそ問題」。
天皇についても著書があるこの人の文章は陛下や皇室への敬愛もとても感じられる文章の始まりは、ちょっと衝撃的なもので、なんと1990年代半ばの皇室典範に詳しい日本人の学者は、誰もが、生前退位の規定がないことが皇室天板の大きな欠陥だと認めていた、と言うことなのです。そういう問題点を認識しつつ放置してきた国会こそが重大な問題だとこの方は指摘。なので当然ながら、特別立法のとの字も出ません。今後の皇室についても、女性・女系天皇に希望を含ませていて、どの識者も当然ながらこの意見でいて欲しい、と思うようなないようでした。さてそんな意見を申している識者とは・・・
ケネス・ルオフというポートランド州立大学の教授。アメリカ人でした。もくれんさんのレポートの中に出てきた外国人のコメントとかぶったような気がして、海外の人にも分かってしまう天皇の尊さを、分からない人々が自国の中に抱えてしまっていることにまた失望してしまいそうです。。。
90年代には常識的な認識があったことに一安心し、しかしその問題が放置されてきてしまったこと、そして20年経つと、日本国内での問題意識が劣化していることに、がっかりしてしまいます。しかし90年代の認識を取り戻すべく、奮闘しなければいけませんね。

No.53 100ヶ月前

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