monmon のコメント

8月7日開催「関西ゴー宣道場」タイムシフトで観ました。昨年の関西道場は会場の熱気に圧倒されましたが、今年の関西道場は高森先生の情熱・お話の熱量に圧倒されました。高森先生のお話を聞いていると、皇室典範改正は待ったなしなんだという事が、びんびん伝わってきました。
特に印象に残ったのは、天皇・皇后両陛下のハンセン病患者の療養所訪問の話でした。家族に見捨てられ、国からも隔離され、療養所でも辛い思いをしたであろう患者の方たちにとって「天皇・皇后両陛下が私たちの事を知っていてくださった」という事実は、とても勇気になったと思います。陛下が国家国民の安寧を祈ってくださっている事の有難さは、こういう所で感じるのかなとも思いました。
僕も陛下が安寧を祈ってくださっている国民の一人なのかと思うと、活力が沸いてくるような感覚になります。今後どんな辛い事があっても「天皇陛下が祈ってくださってるんだ」と考えて、前を向いていこうと思います。
あと一部リベラル派の「自由・平等という価値に反する天皇は被差別者で、解放してあげるべき」という論理に、小林先生が説得力を感じているというのは意外でした。かつて僕の周囲にも「天皇は自由がなくてかわいそうだから、天皇制は廃止した方がいいんじゃないか」という人がいました。天皇の事をよく知らないで、何言ってんだと腹が立ちましたが、今回の道場でこの論理を突き崩す言葉を考える事の大切さを痛感しました。
僕は子供の頃、かつてサヨクだった父の影響で「天皇は働きもしないで贅沢ばかりしている」「昭和天皇は戦争責任を東條英機らに全て押し付けて、のうのうと生きている卑怯者」「天皇制は廃止すべき」という「反天皇主義者」でした。「ゴー宣」や「戦争論」を読んで天皇の有り難味がわかるようになりましたが、皇位継承に関しては「天皇論」を読むまでは「男系主義者」でした。
「ゴー宣」のおかげで「反天皇主義者」「男系主義者」を経て、今は「女系・女性天皇公認」の「真人間」になる事ができました。これからは天皇陛下にいろいろな事を求めるばかりではなく、恩恵に報いる事を考えていきたいと思います。かつて「反天皇主義者」だった、自分の非の償いの為にも。
現在マスコミや世間は陛下のビデオメッセージの事など忘れたかのように、五輪一色になっています。「世の中そんなものか」と何度もニヒリズムに陥りそうになりますが、その度にゴー宣道場や高森先生の緊急動画を思い出して、自分を奮い立たせています。陛下が全身全霊のメッセージを発していらっしゃるのに、国民が折れてたら申し訳ないですよね。
最後にカレー千衛兵さんはじめ関西設営隊の皆様、本当にお疲れ様でした。「パッション大魔王」の高里さんまで巻き込んだ、カレーさんの情熱や行動力には脱帽です。今年の関西道場では、高森先生やカレーさんから情熱の大切さを学んだ気がします。

No.211 100ヶ月前

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