皆様お久しぶりです。
被災者の熊本からコメントしております。

幸い我が家は損壊もなく家族全員怪我なく無事です。
ですが熊本市中心部、益城、南阿蘇や宇土、宇城などは被害がひどく避難所で多数の被災者が余震に怯えながら身を寄せ合っています。

私の弟が震源地の近くに住んでいたのですが、家が損壊したため義妹と甥姪は義妹の実家がある北九州に疎開し、公務員である弟は徹夜で庁舎で震災対応に当たってる状況です。
救援物資は拠点であるサッカースタジアムまでは届くようになったのですが、そこから県内各所への避難所へ向かう道路が寸断されていたり、通れても渋滞が酷かったりして末端の被災者へ物資が届かない状況です。
自衛隊、消防、警察の方も続々救援や救助に来られていますが、人が足りない状況です。
それから、避難所ではトイレがまともに使えず、ゴミも処理できず、衛生環境が悪化している上に被災者の体調も悪化してます。医師、看護師、保健師などの医療・福祉関係者の数も足りない状況です。
水道や電気、ガス等のインフラも破壊されていて、技術者や現場作業員の方々は不眠不休で復旧作業に当たっていますが、人手が足りない状況です。
とにかく、今被災地に求められるのはこのような現場のプロの方々です。
ようやくJRの在来線が熊本駅まで復旧し、熊本空港も使えるようになったので、是非現場を知り尽くしたプロの方に支援をお願いできたら幸いです。

私自身、明日熊本市内のライブハウスでライブをやる予定ですが、余震が治らないこととお客さんとスタッフの方の安全を最優先に考える必要があるのでスタッフの方と協議中です。

それから、全国から熊本への暖かいご支援、本当にありがとうございます。何とかみんな生き抜いて、必ず熊本を蘇らせます。