「女子と話せない」「一生彼女できないんじゃ」と悩んでいたオクテ男子たちが、どのように悩みと向き合い、克服してきたか?
そんなリアルな声を聞いていくシリーズ。

2人目のゲストはKくん(30歳、会社員)
私の恋愛本のアドバイスを実践して「初彼女ができた」とメールをくれて、そこから交流が始まった男子です。

前回まではコチラ↓
「壮絶な初体験でプライドを壊せました①」
「某アニメキャラ似の彼女との初Hで大失敗②」
「友達止まり脱出のカギはこれか…!③」

■こんな女がいるのか?そんなバカな!

アル:<価値観が似ている者同士は引き合う>という話をしましたが。
前回のゲストYくんも、奥さんは本好きの歴女で話が合ったらしいよ。

K:アルさんも旦那さんとガンダムの話で盛り上がったんですよね?

アル:うん。初対面でガンダムの話で盛り上がり、そこから戦争の話になって。
私はエルサルバドルの戦災孤児の支援をしていて、夫は「こんな話ができる女もいるのか!」と衝撃だったらしい。

私も男の前でその手の話をすると「ややこしそうな女」って目で見られたから。「政治に興味がある女=社民党ですか?」みたいな。
こんなに軍服萌えなのに社民党なわけないだろう!っていう。

K:旦那さんは軍事オタクなんですよね。

アル:そう、世界の紛争にもすごく詳しい。
エルサルバドルに筆記用具を送る時に「ディズニー系はまずいかな?」と聞いたら「いや、あの国は親米政権だから大丈夫だろう」と返されて「こんな話できる男、初めて!キューン」みたいな。

K:旦那さんはもっとキューンとしたんじゃないですか?

アル:彼は「こんな女がいるのか?そんなバカな!」と思ったらしい。

K:そっか、「女は頭にウンコが詰まってる」と思ってたんですよね。

アル:そうそう、スイーツとかトレンディドラマとか。
彼はいまだに女嫌いだけどね。

K:僕も昔は女性に偏見があったけど、今は違いますね。
ぱっと見はキラキラ女子でも、中身はそうじゃない子もいるじゃないですか?政治に興味があるとか、オタク趣味があるとか。
「人は見かけによらない」と学びました。

アル:旦那みたく格闘技一筋で女と接点がないと気づけないよね。

K:僕も女子と接点が増える中で「自分はどんな人と合うか」がわかってきたし「モテじゃなくマッチング」だと気づきました。

アル:恋愛は選挙じゃないから、多数の票を集めても意味なくて、自分にピッタリの1票さえ手に入ればいい。
「多数のメスを落とせる=モテる男が勝ち」と刷り込まれてる男子は多いけど、目指すべきはモテじゃなくマッチング。

K:水野敬也さんの本はモテで、アルさんの本はマッチングについて書いてますよね。
モテる男って、モテる才能のある一部の人だと思います。

アル:モテる才能ってつまり「女を落とすのが楽しくてしょうがない」って気質だから。
そもそもオクテ男子とは真逆なんだよ。

K:僕も落とすのが楽しいとか全然わからないし、ナンパしたいとかも思わないです。
自分にピッタリの1人とさえ出会えればいい。

アル:マッチングする相手に出会うためには、まずは出会いの数を増やすこと。
異性と出会ってないのに「モテない」と嘆く人がいるけど、出会わなきゃ始まらないから。
それじゃ、どこで出会うの?って話しましょうか。

■マッチングする女子と出会える場所