まずは告知です!
『AM』というサイトで新連載<アルテイシアの愛され(笑)痴女養成講座>を始めました。毎週水曜更新です。
性感帯の知識やオナニーの方法、オーガズム力を高めるコツ、男の尻子玉を抜くテクニック等など、書いていく予定です。
もっと性を楽しみたい女性、彼女とのセックスを充実させたい男性に、ぜひ読んでいただけましたら。女の性の本音も満載です♪
さて、続いて「iroha」の感想を書きます。あのTENGAが発売した女性用ラブグッズ。
irohaには3種類あります。
左から「YUKIDARUMA・HANAMIDORI・HINAZAKURA」
私はYUKIDARUMAを購入しました。手のひらにスッポリ収まるサイズ。ゴゴゴ…
台において簡単に充電できます。乾電池式じゃないのでエコ。ドドド…
「TENGAが女性用バイブを出すらしい」と聞いた時は胸がドドドと高鳴りましたが、購入前に写真をみた感想は「これ単なるローターやん」
で、実際に使ってみた感想は「これ単なるローターやん」
ローターに6800円も出せるかって話です。私はSEXコラムニストだし経費で落とすから出すけど、この不況下「ローターにさくっと6800円出せる女子」はどれだけいるのか?
バイブはローターを兼ねますが、ローターはバイブを兼ねません。
バイブは先っぽをクリにあてたり、横にして割れ目全体にあてたりと、ローターの役割も果たします。
一方、ローターは膣内に挿入できない。
「わざわざラブグッズを使うのは、膣内に挿入したいからなのに…!」と私は言いたい。
というのも指を膣を入れるためには、爪を切らなくてはなりません。それも深爪レベルに切らないと粘膜が傷つく。
でも爪には「シールをはがす・甘栗をむく・鼻くそをほじる」など多様な用途があるわけで、なるべく深爪したくない(AV男優さんはどうやって甘栗をむくのか?)
クリのみのオナニーは爪があってもできます(指の腹を使うから)。でもクリのみじゃなく膣を刺激して「中イキ」したいから、ラブグッズを使うんですよ。
せやのにirohaは中に入れられへんやないか!!というのが、私の一番の感想。
TENGAさんは「膣に入れるのはちょっと怖い…」という初心者をターゲットにしてるんでしょうが、<初心者からステップアップしていける商品>を開発してほしかった。
私に寄せられる女性のメールは
<自分でクリをこすってイケるけど、中イキは経験したことないんです>
<中を開発したいけど、やり方がイマイチわからなくて…>
という相談がすごく多い。
多くの女性はクリは開発しなくてもイケるけど、膣ではイッたことがないから開発してみたい。
そもそも膣はクリより鈍感だから、快感を得るには開発が必要。データを見ても「クリでイク」という女性が7割と多数派。
だから初心者が「次は膣でもイッてみたいな」と考えた時、そこまでカバーする商品を作ってほしかったんです。
ちなみにYUKIDARUMAは先端を入れられるけど、Gスポットにはまるで届きません。膣の入り口付近でブブブブ震えるだけ。
私はそれでもイケますが、たぶん自己開発のたまものだし、精神統一が必要でした。なにより「なんでGスポットに届かへんの!!」とイライラした。
開発の進んでない女性は「クリのみに振動を加える」というローター使用でイクと思いますが、だったら6800円は高い。
クリは神経の集まってる敏感な場所だから、百均のマッサージャーでもイケるんです。2000円も出せば、高品質で安全なローターも買える。
たとえば私の愛用品、ローズフィンガー(2000円で購入)
これはオランダ製のラブグッズで、指にスポッとはめて使うタイプ。先端にバイブ機能がついていて、クリも刺激できるし、膣内に入れてGスポットやポルチオも刺激できる。
しかもデザインやパッケージもオシャレで可愛い。YUKIDARUMAより小さく軽いので、携帯にも便利(私は旅行にも安眠グッズとして持参します)
ただ電池内蔵式なので、電池交換できない。その点はirohaの方がエコですが、コスパ的には1/3の値段だし、電池が切れた後も手動バイブ(自分で指を震わせる)でイケます。
irohaの「オシャレで可愛くて安全でエコ」というコンセプトは素晴らしい。でもこの不況下で消費者のことを考えたら、もっと「お得感」がほしかった。
「クリにも膣にも使えて、初心者~中上級者まで対応します」っていう。
irohaは「まるで大福みたい」「和菓子屋さんに並んでても違和感ない」「インテリアとしても使える」と言われてますが、和菓子屋さんには並べないしインテリアとしても使わないので、次回作は機能を高めていただきたい。「まるでういろうのようなバイブ」とか作ってほしいです。
現在、irohaは生産が追いつかないほど大ヒットしているそう。
そう、irohaの最大の功績はココ!!
女性向けのコンセプト&女性向けのプロモーションで、多くの女性に「買ってみようかな」と思わせた点。
それだけ、女性にとってラブグッズは「買いにくいもの」だったのです。
たとえば「欲張りバイブ あの手この手」(2500円で購入)
パッケージが完全にオヤジセンス。
amazonの箱を開けてコレが出てきたら、げんなりしますよね?彼氏に「これ使おうよ!」とプレゼントされても、若干引きますよね?
一方、irohaはこんな姿で送られてくる(こちらもamazonで購入)
高級スイーツの箱みたいだし、これなら家に届いても嫌じゃない。彼氏にプレゼントされても「わっ、可愛い!これほんとにラブグッズなの?」という反応でしょう。
既存の日本製ラブグッズは「男が買って女に使ってアヒアヒいわせる」というコンセプトで作られてきため、とにかくダサい。
名前も「極太の妻たち」「堺の名刀」「ポコチン君4号」とか…ポコチンと名のつく商品を家に置いておきたい女性がいるでしょうか?
私の愛用品「潮吹きバイブKO-MON様シリーズ 二代目助さん」も、確定申告でamazonの明細を提出するのに躊躇しました。
おまけにパッケージにニヤついた頭巾の男(助さん)が描かれていてイラッとくるし、「この淫ローが目に入らぬか!」とセリフも書いてあって「やかましわ!」と言いたくなる。
さらに音もやかましい。ヴィーン!!と歯医者で奥歯を削られる音がする。やはり「オヤジがラブホで使う設計」で「女性が自分の部屋で使う設計」ではないのです。
だから女性は大抵1万円以上するけど、欧米のオシャレなラブグッズを買うんですね。
しかし日本製品、見た目はダサいが機能は充実。
あの手この手は「71種のイカせ技」がウリで、キン肉マンのカメハメ以上の技の持ち主。
7段階のバイブと8種類のスイング機能がついていて、かつ振動するブラシ付きのキャップもついていて、同時にクリや乳首も攻められる。
開発者のプロジェクトX的な魂を感じます…が、いかんせんオヤジセンス。スイング機能とか無駄だし。
「もっとかき回して…!」的な発想なんでしょうが、ぐるんぐるんヘッドが回るとGスポットから外れるし。間違ってボタンを押してスイングが始まって「ええい、じっとしとれ!」と腹立ったので、むしろ邪魔。
オヤジセンスを一切排したirohaが売れるのは当然でしょう。
ますます売れて「話題だし買ってみよっか」と女性やカップルが買いやすくなり、性の満足度が上がるのは寿ぐべきこと。
(調査によると日本のセックス満足度は世界ワースト。こんなに性情報が溢れているのに…)
ただ和菓子っぽさをウリにするなら、日本の技術力や高性能低価格の精神も取り入れてほしかった。
低価格が難しいなら、次作はぜひ<オシャレで可愛くて女性も手に取りやすく、かつクリにも膣にも使えて、初心者~中上級者まで対応する商品>を作ってほしいです。
オヤジ界で「まんずり」と呼ばれる行為を「セルフプレジャー」と言い換え、ヒットを実現したのは素晴らしいし、今後も期待してます。TENGAの開発部の皆さん、がんばって~(^O^)/
コチラでもラブグッズ情報、書きますよ→<アルテイシアの愛され(笑)痴女養成講座>
ではまた~♪
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コメント
コメントを書く(ID:30116681)
日本の企業でもLC(Love Cosmetics )という通販サイトのバイブは、なかなか良いですよ。
女性がデザインしてるみたいですし。
(著者)
eri様
私もLCのローションやコンドームは愛用してます(^^)可愛い商品が多いですよね♪
(ID:7694100)
男の自分でもアダルトショップに行ったときバイブの箱見たら買うの恥ずかしいわって思いますねwネーミングセンスゼロどころかマイナスw