こんにちは！

先日オンラインサロン「アルテイシアの大人の女子校」のオフ会に、ライターのこはなみみこさんにゲストで登場いただきました。
その時の相談コーナーの模様をルポしたいと思います！

こはなみみこ/ AMで「恋してないけど、愛してる」を連載中。
「アルテイシア×こはなみみこ対談① ダライラマ夫の見つけ方」

自己紹介→「毒親育ち・ADHD・既婚・レズビアン・フェミニスト・ミサンドリー（男嫌い）・オタク・百合好き・不妊治療中のこはなみみこと申します」

相談「男性が怖いけどセックスに興味アリ、風俗に行くべき？」（Sさん、女性、29歳会社員）

男性経験のない処女ですが、気持ちいいことは好きだし、セックスにも興味ありまくりです。所持してる薄い本は98％がR18禁本です(笑)

でも、母の再婚相手に虐待を受けたことから、男性に対して恐怖が先にたちます。
母から父や恋人とのセックスについて聞かされたことも、セックスが気持ち悪いと感じる原因です。

薄い本のセックス描写は問題ないし、むしろ大好物ですが、それを自分に置き換えた途端ダメになります。そんな自分と向き合った時に「男性が私を傷つけない保証が欲しい」と思う自分がいました。

なんでもない身の回りのもの（スプーンやハンガーや掃除機）が急に凶器になる恐怖を知ってるから、そこがクリアできないと怖いのです。

ならいっそ女性向け風俗にお金を払ってやってみるか？とも思いますが、いまいち踏ん切りがつきません。
（私は客でサービスする側と対等だから、嫌なことも嫌だと言えるし、傷つけられないと思っている）
そんなことでグルグル悩んで3年くらいになります。

18禁本を読むとすぐ濡れるし、自分が欲求不満のはしたない人間に感じて結構辛いです…。
下ネタを話せる友達にも、このことは話せなくて、ずっと苦しいままです。アドバイスいただけると嬉しいです。

■回答

アル：そもそも18禁本は濡らすために読むんじゃないの？それが目的やと思てたんやけど。

みみこ：エロいものを読んで濡れるのは自然現象で、酒を飲んでオシッコいくのといっしょです。

アル：いっしょよね。むしろ私は濡れ力が鈍らないために、オカズの補給や自慰に励んでいたぐらい。

みみこ：自主トレ(笑)

アル：自分をはしたない人間だと思ったり、罪悪感を抱いてしまう人は一定数いるよね。Sさんは母親からセックスの話を聞かされたことで、「セックスは気持ち悪いもの」と性嫌悪症っぽくなったんだと思う。

みみこ：子どもに親の性行為を見せたり、アダルト作品を見せたりするのも、精神的DVにあたりますよね。

アル：そうそう。あと母親の再婚相手からDVを受けている少女は「成熟した大人の女になったら、性的に狙われるんじゃないか？」という不安もあるので、性的なことに恐怖や抵抗を感じたりする。

みみこ：うんうん。

アル：本当に大変な経験をしてきたSさんが、女子校に入ってくれてよかったわ。女子校には毒親フレンズが多いので、どんどん吐き出してほしい。トラウマは安心できる場所で何度も吐き出して、理解共感してもらうことで、回復していくから。

みみこ：トラウマが回復していけば、男性に対する恐怖心も減っていくかもしれませんね。

アル：そうだと思う。で、どうでしょう、風俗は？

みみこ：Sさんは男性がサービスする風俗を想定してるんでしょうけど、レズ風俗とかどうでしょうかね？

アル：私もレズ風俗がいいと思った。

みみこ：男性が自分を傷つける恐怖があるなら、女同士で試してみるのも1つの方法だと思うんですけど。

アル：レズ風俗のお客さんはノンケの女性が多いらしいよ。この前、アラサーの女友達がレズ風俗に行ったんだけど、彼女もドノンケで、かつ潔癖症でセックスが苦手なのよ。苦手意識を克服したい想いもあったみたい。

みみこ：おお～それで、どうだったんですか？

アル：彼女に感想を聞いたら「これから毎月、給料日に行きます！」って。

―会場　(笑)

みみこ：めっちゃハマっとる(笑)

アル：破産せんといてよって(笑)

みみこ：そこそこ高額なサービスですもんね。

アル：彼女は2万6千円って言ってたかな？まあ自分へのご褒美に高級エステとかブランド品買うのを考えたら。

みみこ：まあ頑張ればいけますよね。

アル：彼女も男性がサービスする風俗は抵抗があったって。女同士の安心感が大きいって言ってたわ。

みみこ：女同士で安心感のあるセックスをして、セックスの良い面を知ってみれば、対男性とのセックスの印象も変わるかもしれませんね。

アル：彼女も「お友達みたいな感覚でできて良かった」と言ってた。

みみこ：じゃれあいの延長みたいな。

アル：そうそう。最初に「私、潔癖症なんですよ」と言ったら「わかる！そういう子もいるよね」って女子トークっぽく話が弾んで、「キスや舐められるのは苦手」と言ったら「もちろん、あなたがイヤなことは絶対しないよ」って。

―会場：おお～！

アル：彼女は「めちゃめちゃ良かった、知り合い全員に勧めたい！！」と言ってた。一方で、男性の出張ホストを頼んだ読者の子に話を聞いたら「あんまりおすすめできない」と言っていて。

みみこ：え、なんでですか？

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